我が家の鉢植えオリーブも随分と成長しまして、今年はそこそこの量の実が取れました。せっかくですので収穫したオリーブからオリーブオイルを絞ってみました。
初めてやってみたのでスムーズにできたとは言い難いのですが、記録として残しておきます。
オリーブオイル作成記録
オリーブの収穫
こちらが今年収穫したオリーブです。直径13センチほどのボウルいっぱいに実が取れました。
品種はフラントイオ、オイルの含有量が多いのでオイルも取れますが、テーブルオリーブとしても利用できます。
まだまだ青い実も多いのですが、全体的に実にしわが寄ってきてしまったのでこのタイミングで収穫してしまいました。オイルを絞るのだったらもう少し実が熟したほうが良いようですね。
収穫したのち水洗いし汚れとごみを取り除いておきます。
ひたすら揉む
洗った実はキッチンペーパーなどで水分をふき取り、ジッパーバッグに入れて実をつぶしながら揉みます。オリーブの種は尖っていて袋が破れやすいので二重にしておくと安心です。
1時間以上揉んでいると実に混じって黄色っぽい液体が見えてきます。少々温めながら揉む方が早めにほぐれるようですね。
今回は青い実も多かったので固くて大変でした…やはりオイルをとるのは完熟オリーブからのほうがよさそうです。
絞る⇒濾すほうが良いかも
実がほぐれてオイルを感じるようになってきたらキッチンペーパーに包んで絞ります。
こちらもペーパーが破れやすいので二重にしておくとよいです。
絞ったオイルがひたすらペーパーの上部にまで吸い込まれていって非常にもったいない感じがあります。じょうごのようなものにペーパーを敷いて濾す方が良いかもしれません。
もう一度濾す
絞り終えたのがこちら。途中、ペーパーが破れて果肉が一部入り込んでしまいました。また、オイルの底には渋みの強い黒っぽい水分が溜まっています。
これらを取り除くために再度濾していきます。
完成
完成したオリーブオイルが下の写真の右側です。あれだけのオリーブを絞ったのにロスが多くおちょこ半分も取れませんでした。左側は市販のオリーブオイルです。
自家製のオリーブオイルは緑色が強い仕上がりとなりました。オリーブの実に青いものが多かったのでその影響かもしれません。
味はというと、市販のものよりもオリーブの香りや風味が強いように思います。自家製のものを味わった後に市販のものを口にするとただの油だなーと感じました。管理人が買ってきたオイルがダメだっただけかもしれませんが。
せっかくなのでアイスクリームにかけていただきました。そこそこオリーブの香りを感じてよい感じです。
まとめ
というわけでそこそこおいしいような気がするオリーブオイルがとれました。正直労力と成果物が見合っていないように思うので作り方は工夫の余地がありそうです。
また、以前小豆島産の物凄く良い緑色をしたオリーブオイルをいただいた時はもっと香りや味、オリーブ特有の渋みが鮮烈でした。そのような個性的な味に仕上げるにはもっと品種の選定等も含めて工夫が必要なようですね。
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