カランコエ 仙人の舞の開花と結実

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多肉植物

仙人の舞に花茎が

長年育てているカランコエ 仙人の舞。

数年前に10センチにも満たない苗を買ってきて、ほぼ放置にも関わらず病気ひとつせずずんずん成長。いまや地上部は50センチを超え、幹は木のように固くなっています。

時には葉が落ちたりもしましたが、葉からも子株を出し非常に生命力あふれる植物です。

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そんな仙人の舞ですが、この度花茎と思しきものが現れましたので記録しておきます。

成長記録

2023/3/20 蕾がふくらんでいる

冬も終わりそろそろ春が近づいてきたこのごろ。

気づいてみれば、仙人の舞の株の先端がにょきにょきと伸び、黄色い蕾のようなものがついていました。(これ以前の写真は撮り忘れました。)

仙人の舞の草丈は50センチほど、そこからさらに30センチ超の花茎が伸びています。

 

これから花が開くであろう蕾が密集しています。蕾の下にはぷっくりとしたガク片のようなものがついておりなんかかわいい。

 

 

 

2023/4/27 満開

一月後、つぼみは一層膨らんで、先端が開いてきました。

色は鮮やかな黄色に変化しています。

 

花びらの先端は4つに分かれ、中には雌しべ、雄しべがのぞきます。花の下のガク片状のものは緑色のまま変化していません。花はワックス状の質感で、そこそこ厚みがあります。

 

カランコエはどうやら自家受粉しそうなので、結実まで見守ってみようと思います。そのまま放っておいても受粉しそうですが、花をこねこねして雌しべに花粉が付くようにしてみました。果たして受粉するのでしょうか。

 

2023/7/23 種?ができた

仙人の舞の花はかなり花持ちがよく、開花後1か月近くは黄色のまま咲いていました。

その後、少しづつ全体が茶色くなり3か月後にはこのような姿に。ちょっと放置しすぎてしまってカイガラムシが涌いてしまいました…。

種の鞘と思しきものがぷっくりと膨らんでいるのでもしかしたら種ができているのかもしれません。

 

ひとつ割ってみると、中がまだ青みがあって未熟でした。未熟な白い種のようなものが沢山見えます。

 

しっかり熟していそうなものの花びらを剥き、鞘を割ってみます。

 

中からは粉のようなものが沢山出てきました。細かすぎてホコリみたいですが、どうやらカランコエ属の種はこんな感じのようです。

花は沢山咲いていたのですが、種ができていたのは全体の3割くらいで受粉率はそんなに良くありませんでした。栽培環境が3階のベランダなので受粉を手伝う虫が少なかったのが影響していそうです。

 

今回はここまでです。

採取した種はとりあえず土に蒔いてみようと思います。

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