サンタンカ成長記録 その1|お迎え

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成長記録

サンタンカをお迎えしました

秋も深まり始めた今日このごろ、最近ご無沙汰だった園芸店で、とても鮮やかな赤い花を見つけました。

それがこちら、サンタンカです。今回購入したのは園芸品種のスーパーキングです。

 

サンタンカは以前沖縄に行ったときに植栽として植えられていました。

沖縄ではサンダンカと呼ばれているようです。沖縄のものはキネンシスという品種でしたが、品種によるものか環境が良いのか…少々小ぶりのものすごい数の花がついています。

花が小さいと印象が結構変わってきます。

 

サンタンカ、今まではあまり園芸店で見なかったのですが近年ちょこちょこ見かけるようになりました。園芸品種の改良も進んでいるようで今後が楽しみですね。

沖縄に思いを馳せつつ、こちら育てていくとしましょう。

 

サンタンカとは

サンタンカは、アカネ科に属する低木です。

同じアカネ科ではコーヒーノキが有名です。葉のツヤツヤした感じがなんとなくコーヒーノキを彷彿とさせます。

今回買ってきた株の花はなんとなく形がペンタスに似ています。ペンタスもまたアカネ科に属しています。

サンタンカ

 

花は小さな花が集まって咲く集合花で、色が鮮やかでとても美しい。花の形は品種により丸っこかったり、星型だったりします。花の色は白、赤、黄色など。暖色を中心に展開します。

温かい気候に育つ植物で、日本では沖縄や九州地方に生息します。沖縄には植栽にされている他、そのへんに自生していたりします。九州より北で育てようとすると冬は室内に取り込むのが無難です。

花期は5月頃から10月頃までと長く、剪定すれば繰り返し花を咲かせてくれます。

観察

さて、今回購入してきたのがこちら。サンタンカの園芸品種 スーパーキングです。

鮮やかな赤と星型の花弁が目を引きます。しっとりとした花びらの質感も素敵。

鉢から上の部分が40センチ弱で、花茎が3本伸びています。

少し水が足りない状況なのか、手前の花の舌部分の蕾が垂れてしまっています。サンダンカは生育期に水切れを起こすと花がすぐにしおれてしまうようです。

サンタンカ スーパーキング

 

続いて花のアップ。花弁は4枚で、花弁の間に雄しべが4本出ており、中央に雌しべが見えます。

雄しべの花粉を雌しべに受粉させたら種ができそう。普通に育てていても稀に自然に受粉するようです。

 

こちらはつぼみ。尖ったものが集合しています。まだ色が薄いです。

 

アカネ科らしく、濃い緑色で艶のある葉です。

この品種は幅の広い丸めの葉をしていますが、品種によっては細長いものもあります。

 

根もと。低木だけあって茎は木質化しています。

葉の付け根から新しい枝が伸びてくるスタイルのようです。

 

現在秋につき、しばらくは日向で花を愛でながら成長を見守りたいと思います。気が向いたら受粉作業でもしてみます。

今の時期は挿し木もできるようなので、花が終わったら枝を挿してみようと思います。

冬の寒さが本格的になってきたら室内の窓際にでも引っ込めましょうかね。

 

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