5月の横浜イングリッシュガーデンのローズフェアでお迎えしたつるバラ「珠玉」の成長を綴ります。
2020/05~ お迎えからの成長
こちらがお迎えした時の様子です。
花はまだ咲き始めといったところで沢山のつぼみが付いています。
お迎えしてしばらくは次々と花を咲かせてくれていたのですが、一度水切れを起こしてしまいつぼみがたくさん落ちてしまいました。
ポットの上の樹がとても大きく育った状態なので水切れがめちゃくちゃ早いです。
迂闊でした…
その後、枯れた葉やつぼみを切り取り、水切れに気を付けながら管理をして6月にはこんな状態になりました。
なんとか持ち直し、新しいつるをモリモリ伸ばしてきてくれています。
このまま夏を迎えると完全に水切れで枯れそうなので大きい鉢への植え付けを行っていきたいと思います。
植え替え
それでは植え替えを開始していきます。
今回植え替えるのはこちらのテラコッタ鉢。10号サイズです。
安定感のある形をしているので強い風が吹いても安心です。
今回はバラ用に配合された培養土を使っていきます。
一鉢植え替えるくらいなら混ぜてあるものを使った方が楽だし確実です。
鉢に土を入れ、マグアンプKを元肥として入れます。
ポットから抜いてみます。
根は張っていますが根詰まりしているという感じではありません。
成長期の植え替えなので根鉢を崩さずに鉢に入れ、周りに土を詰めていきます。
植えました。
これからの管理
さて、植え替えも完了したのでこれからの管理についてです。
まずは病害虫対策。よく見ると葉にうどんこ病が出てきています。
水切れしたことで樹が少し弱ったのが原因でしょうか。
これから梅雨に入り病気が悪化する可能性が高いので、薬剤を散布します。
今回散布するのはこちら。アースのカダンプラスDXです。
以前は住友化学園芸のベニカXスーパーファインを使っていましたが同じものをずっと使っていると病害虫に抵抗性が付くとのことなので、今回は変えてみました。
葉から滴るくらいに薬剤をかけ、完了です。
今後は日当たりで水切れに気を付けながら管理します。
成長期なので2週間に1回ほど液肥を与えつつ、樹を大きく成長させていきたいと思います。
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