シラーがうちにやってきた
お正月に帰省した際、お庭に植わっていた植物を頂いてきました。
それがこちら「シラー ペルビアナ」です。
こちらの花、かつて義母のお母様が好んで大事に育てており、義母が家を建てた際にお庭に植えたそうです。
それから数十年ほったらかしだったそうですが、毎年ドンドコ増えて綺麗な花を咲かせてくれるというど根性系の植物の模様。
この度の帰省で増えた株を2つ分けてもらいました。
義母の家のシラーが枯れてしまった時の保険にされているようなので、これは枯らすわけにはいきません。
我が家の狭いベランダでもドンドコ増やしたいものです。
観察してみる
では、球根を観察してみます。
球根の大きさは縦4センチ、横3センチ強で結構大きいです。
太い立派な根が印象的です。
続いて葉です。
見た感じヒヤシンスに似ている気がします。それもそのはず、ヒヤシンスも同じツルボ亜科に属していました。
葉は30センチ近くに伸びるそうなので育てるには結構なスペースが必要な気がします。
植え付け
植え付けは方向性がいまいちわからない我が家のお花プランターへ。
植え付けの適期(9~11月)を過ぎての移植なので少し心配ですが、まあど根性系なので大丈夫でしょう。
見た感じ非常に窮屈そうですが赤いガーデンシクラメンとパンジーとの競演を見たいのでこちらへ植えてみました。
ちなみにこのプランター、真夏は太陽がカンカンに当たって過熱状態になってしまうので、地上部が枯れたら一旦掘り起こそうと思います。
シラー ペルビアナについて
概要
シラー ペルビアナは地中海沿岸を原産とする球根植物です。
和名はオオツルボ。キジカクシ科のツルボ亜科に属します。
細かい花が集まった円形の花が咲きます。こういった花の咲き方を「散形花序」というそうです。
ちなみにツルボと名のつく植物にはいくつか種類があるようです。
こちらは「ツルボ」です。その辺の道端に生えていたりもするようです。
オオツルボと違って花が縦に細長いですね。
花期は3月から6月上旬。花が咲き終わった後は地上部が枯れ、また秋に葉が顔をのぞかせます。
育て方の紹介
シラーの育て方を紹介します。
基本的性質
基本的に放置で大丈夫な植物です。
日当たり | 日当たりを好む。夏の休眠期は高温にならないようにする |
用土 | 水はけのよいもの。 |
水やり | 表土が乾いたのを確認して行う。地植えは特やらなくて可。 |
温度 | 屋外時地植えOK。夏の休眠期の高温に注意 |
肥料 | やらなくてもよい。やるなら成長期に緩効性の置き肥。 |
病害虫 | 特になし。 |
増やし方 | 分球。 |
植え替え | 地上部が枯れたら掘り上げて9~11月に植え替える。 |
夏の過ごし方
基本的にほったらかしてどんどん増える強い植物です。
しかし、夏の暑さにやられてしまうことがあるので真夏の直射日光が当たる場所に植えるのは避けたほうが無難です。
殖やし方
分球によって増えます。
初夏に地上部が枯れるので掘りだして分離させます。
そのまま植えておいてもその場で株が増えていきます。
今回はここまでです。次回に続きます。
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