アーモンドの苗木の2年目の成長記録です。
苗木を植え付けて1年目は実が十分に大きくならないうちに落果してしまい、収穫には至りませんでした。

数は少ないですが、今回はなんとか収穫に至りました。
成長記録
開花(2022/3/14)
前回の記事の最後が確か昨年の6月だったと思うのですが、夏以降は木が成長して冬に葉が落ちるくらいなので特に記事にしていません。冬期に寒肥はやりました。
ひとまず元気に成長してくれてよかったです。
冬越えまして3月、今年も花を咲かせてくれました。
剪定やら植え替えをしていないので全体のバランスが悪く見えます…すっかりサボってしまった。来年の春は剪定をしなければ。
蕾もたくさん。
花は桜の少し前に咲きます。桜より赤みの強い花が春を告げてくれます。
自然に受粉するような気もしますが…まだ気温も低く虫も見かけないので人工授粉を一応やっておきます。
咲いた花のおしべにを摘み取り、もうひと鉢の花の雌しべに花粉をこすりつけて受粉作業を行いました。
結実(2022/4/19)
4月に入り葉が一斉に芽吹いてきました。
まだいくらか花も咲いています。
人工授精が功を奏したのか、枝にはたくさんの果実がついていました。
すべてが大きくなるわけでは無いでしょうが、いくつかはアーモンドが収穫できるといいですね…。
果実が大きくなる(2022/5/8)
5月に入り、葉の色も濃くなってきました。
木全体にたくさんの果実がついていますが、少しづつ自然落果して数が減っているように思います。
果実の大きさにはバラつきがあり、一番大きいものだと3センチほどになります。
小さいものはそのうち落果してしまいます。
果実は丸々としてボリュームがあります。先端が尖っていることを除けば梅の実のようです。
こちらは昨年唯一残った果実です。もうこの時点で昨年と違うので、今年は期待が高まります。
収穫できたので生食してみた(2022/8/7)
8月、真夏になりました。
暑い日が続いており鉢も小さいので幾度となく水涸れの危機にさらされましたが、アーモンドはなんとか生きながらえてくれています。
現在は枝が伸び放題に伸びており、本当に樹形がなんとも…といった感じになっています。
そして、なんと果実がまだついています。選抜に選抜を重ねた果実が左の木には1つ、右の木には4つついています。
今年は昨年に比べて木が育ったのと、日当たりが良くなったのですべての果実が落ちずに済んだのかもしれません。
この状態になるまでに次々と果実が落ちてゆきました。後半に落ちた果実の中には種ができかけているものも…
選ばれし残った果実は5月の頃より一回り大きくなり、縦方向は4センチほどになっています。表面には虫に吸われたのか黒い斑点がポツポツ。
そのうちの一つの果実に割れ目ができていたので収穫してみました。
割れ目から果実を割ってみると、梅干しの種のようなものが出てきました。(核といいます)
果実からは桃のような甘い香りがかすかにします。かじってみるとこれもまた熟れていない爽やかな桃のような風味が。決しておいしくはないです。
硬い種をペンチで割ってみると、中から仁の部分が出てきました。仁は白い皮に覆われており、皮がめくれた部分は真っ白な色をしています。
仁をかじってみました。
なんというか、食感はココナッツの内側の白い胚乳の部分に似ているでしょうか。コリコリシャキシャキしています。
味はかすかに甘く、クリーミーでおいしい。近いものはなにかな…と思ったらアーモンドミルクでした。そうか、アーモンドミルクは生アーモンドを液体にしたものだったんですね。
というわけで、今年はついにアーモンドを収穫することができました。
残りの実はどうしよう…生食も美味しいですが炒ってみるのもよさそうです。あと4個しかないけど。
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