アーモンドがやってきた
基本的にものぐさな管理人が毎年年末が近づくとやり始めることのひとつに「ふるさと納税」があります。このふるさと納税、苗というカテゴリがありまして、結構面白い植物の苗が返礼品にあったりします。
この度ふるさと納税の返礼品に「アーモンドの苗木」を見つけましたので申し込んでみました。
福岡県うきは市の返礼品になります。
1週間ほどで届いたのがこちらです。
……でかい!!
随分立派なものが届いてしまいました。背丈は120センチほどあります。
芽の先には来春膨らんできそうな芽がついています。
うちのベランダの容量が心配ですが、うまく付き合っていければと思います。
福岡県うきは市とは
福岡県うきは市、今回初めて知りました。位置としては福岡県の南東のわりかし山あいに位置する自然豊かな地域とのことです。
ブドウ、もも、いちご、ナシなど様々なフルーツが特産物の一つとなっています。
フルーツ狩りもいたるところでできるようです。
うきは市のフルーツの特設サイトから画像をいただいてきたのですが、今回の返礼品で頂いたアーモンドは入っていませんね。
アーモンドはフルーツじゃないからか…それともまだ生産量が少ないからか。国産アーモンドってあまり見ない気がします。
フルーツの他には筑後川温泉、吉井温泉などの温泉地もあります。いつか訪ねてみたいものですね。
アーモンドについてざっくり解説
続いてアーモンドについてざっくり解説します。
アーモンドは何の植物の仲間かあまり想像しにくいと思うのですが、アンズやモモ、ウメに近い生態を持つ植物です。いずれもバラ科に属しています。
今回頂いた苗木についていたラベルにアーモンドの実と花が載っていました。花はモモやウメそのものですし、実は膨らむ前のモモに似ています。
ただ、モモやウメと違い果実ではなく種の中身の「仁」と呼ばれるものを食べます。果実の部分は固くて食べられません。
アーモンドは品種にもよりますが自家不稔性が強いため、1本で植えると結実しにくいです。ですのでこの返礼品では2本セットになっているようです。
今回頂いたアーモンドの品種をJAにじさんの方に聞いてみたのですが、品種は不明とのことでした。
世界ではアメリカのカリフォルニアはじめオーストラリアやスペインなどで生産され、日本に輸入されるのはほぼアメリカのものとなっています。
一部日本でも生産しているところはあるようですがごく一部ですので、もし将来アーモンドが収穫出来たら貴重ですねえ…。
そもそも日本の気候に適した植物ではないみたいなので収穫できるかは未知数ですが、ぜひそこまで行きたいところです。
成長記録
植え付け(2020/11/20)
それでは早速植え付けていこうと思います。
今回植え付けを行うのはこちらの8号鉢です。本当はもう少し大きいほうが良いらしいですがひとまずこれで。
用土は水はけがある程度良ければ何でもいいらしいです。
培養土に赤玉土を入れた使い古しの土に牛糞系の土の再生材を入れて元肥として「マグアンプK」を入れたものを使用します。
アーモンドの根は不織布で巻いてあります。
根はふかふかした土に包まれていました。
不織布を外すとボロボロと土が崩れて自然に根がほぐれました。
しっかりした根が張っており元気そうです。
根の間にしっかり土が入るように突っつきながら植え付けました。
……
なんか鉢小さくない…?
若干根が出るくらいの状態になってしまいましたが他に植える鉢もないのでひとまずはこれでいきます。
2本とも植え付け完了です。
冬の間は霜に当たらないように管理します。
神奈川県の南向きのベランダですのでよっぽど大丈夫かと思いますが、寒い冬になる用だったら囲いでもしようかと思います。
あと、主幹が長く伸びているので剪定もそのうちしようと思います。
今回はここまでです。次回に続きます。
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