ひと月ほど前、東京ドームにて世界らん展が開催されました。
各国から様々な種類のランが展示、販売される大規模なイベントで、管理人も大喜びで行ってきました。
バンダが我が家にやってきた
沢山のランが展示されていましたが、管理人がすっかり心奪われたのがこちらのラン。
「バンダ」といいます。
魚の骨のように左右に広がる葉っぱ、むき出しの根、そして美しい花。なんとも言えない魅力があります。
今回、タイの業者の方から一株購入させていただきました。
今回購入した品種はセルレア。販売していたタイの方がそう発音していましたが、ネットで検索するとコエルレアと書かれていたり。
原種タイプのバンダだそう。
Dwarf typeとあるので通常のバンダよりも小さめのタイプのようです。
こんな素敵な青紫の花が咲くらしいです。
観察してみる
まずは全体図。Dwarf typeというだけあって会場で見たものよりも小さめです。
若めの株なのか、まだまだ高さはありません。
根っこはプラスチックの枠に活着しています。
こちら根っこ。表面が白い膜に覆われています。
4ミリくらいの太い根っこが次々出てきています。株が成長するにつれ、太い根が出てくるようです。
一番下の葉の上からも発根しています。
そのうち一番下の葉が枯れていくのでしょう。
まだまだ花の咲く気配は全然ありませんが、日中日の当たる窓際に吊るし、霧吹きして管理します。
バンダってどんな植物?
バンダとは、ランの一種で東南アジア原産です。別名ヒスイランとも。
ランと一言にいってもめちゃくちゃ種類がありまして、属の分類で700以上、種は15000を超え、毎年新品種が追加されるとか。
よく見る胡蝶蘭、カトレヤなんかも属の名称で、今回購入したバンダもバンダ属に属します。
花色は紫のものがよく流通しますが様々に品種改良され、ピンクや青のものもあります。
原生地では、木に密着した状態で育っています。霧が多い地域のため、根の表面から水分を吸収し、蓄えています。太い根の中は貯水槽の役割を果たしているようです。
木への密着、バンダではないですがこんな感じです。
花は不定期に咲くとのこと。
湿度を好むとのことなので、頻繁な霧吹きが必要になり、割と手間のかかる子ですが花がひときわ美しいですね。
開花が楽しみです。
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