耐暑性ラベンダーは地植えで夏を越せるか※更新中

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成長記録

管理人が好きなハーブの一つにラベンダーがあります。紫色の可愛い花、なんとも言えない上品な香り、どこをとっても素敵だなと思います。

ラベンダーにはいくつか種類があり、一般的にラベンダーの香りというとイングリッシュラベンダーのことを指します。

イングリッシュラベンダーは冬の寒さに強く性質もそれなりに強健なのですが、ただ一つ弱点が。

それは、暑さと蒸れに弱いということです。

地中海沿岸の海抜1000m以上の高地が原産。元々そんなに暑く湿潤な地域の植物ではないため、日本の夏に枯れがちだったりします。北海道・富良野がラベンダーの産地なのは頷けますね。

しかし、近年はその弱点を克服させようとする「耐暑性ラベンダー」というものが出回ってきています。

暑さで枯れてしまわないかソワソワしながら夏を過ごすのもアレなので、今回はそちらを育ててみることにしましょう。

長崎ラベンダーについて

今回購入してきたのは長崎ラベンダー しおりという品種です。温暖な長崎県でも夏を容易に越してくれるという触れ込みです。

 

長崎県からはほかにもいくつか耐暑性ラベンダーが出回っています。ざっと挙げてみるとこんな感じ。

  • 城南1号 長崎ラベンダー第一号。二季咲き。
  • リトルマミー 城南1号の改良種。やや小ぶりの株で二季咲き。
  • しずか 色が薄めの花で花数が多い。開花時期が早め。四季咲き。
  • しおり 花穂が大きく香りが良い。二季咲き。
  • ナイトブルー 花の青みが強い。二季咲き。

長崎ラベンダーが開発されたのは、長崎県立大村城南高校で耐暑性のある株が発見されたことがきっかけでした。

その後、長崎ラベンダー研究会(長崎県花き振興協議会鉢物部会 ラベンダー研究会)が
譲り受けて九州の気候に合わせた品種改良や生産、研究を行っているそうです。

長崎ラベンダー

耐暑性のある品種が広がることで、もっと街なかでラベンダーが見られるようになると個人的には嬉しいです。

 

成長記録

2022/5/19 植え付け

さて、近所の園芸店で見つけたこちらのしおりという品種。とりあえず春の花だけ切りました。見た感じあまり元気がありません。

お店に並んでいた時点で他の品種の株と比べると元気が無さそうだったので、盛大に売れ残っていました。それを更に管理人がポットのまま庭に放置していたので更にボロボロさが増したかなといった感じです。アカンですね。

ラベンダー夏越し検証に早速暗雲が立ち込めています。

 

どうなるかわかりませんが植えていきましょう。

今回は南天の根元の空いた日当たりの良いスペースに地植えしていきます。

根本の土を耕し、少々の有機質の元肥(グリーンキング)を混ぜ込み、ラベンダーを植え込んでいきます。

このとき石灰を事前に混ぜ込んでおいて土を少々混ぜ込んで土を弱アルカリ性に傾けておくと良いようです。

 

2週間後、とりあえず生きているので根付きはしたようです。元気に見えるかというとちょっとわかりませんが。背景のアジュガはモリモリしちゃって元気そうですね。

泥跳ねを防ぐために根本にレイタータイムを這わせてみています。

 

ひとまず無事に梅雨を越したい。

秋口までは本記事で更新します。秋の花も見られますように。

 

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