ソバの水耕栽培① 種まきと水耕栽培器の作成

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実験

ソバを育てたい

突然ですが、管理人は蕎麦が大変好きで食べる蕎麦をはじめそば茶も蕎麦焼酎も愛好しております。

植物愛好家たるもの、自分の好きな食べ物を自分で生産してみたいと日々思っています。

そんなことを触れ回っていたら、来年ちょっとした農地でそばを育てるお話をいただきました。

しかし、現在はソバを育てる季節ではないので、自宅の簡易水耕栽培器を使って室内でソバの水耕栽培をして成長の過程を見てみようと思います。

 

 

ソバという植物について

ソバとは、タデ科・ソバ属に分類される一年草です。

春蒔きと秋蒔きのものに大きく分かれます。

草丈は60~130センチほどになり、播種からおよそ70~80日で収穫できます。

花の季節になるとソバ畑に白い花が一面に咲き、とても可愛らしいです。

画像:pixabay

 

 

痩せた土地でも育つことから救荒食物としても利用されます。

とはいえ痩せた土地でも育つには育ちますが収量は少なくなるので適度に肥料は施す必要があります。ただ、倒れやすい植物なので肥料をやりすぎると倒れるので量は調整が必要。

 

湿潤にかなり弱いので水はけのよい土地での栽培が推奨されるそうですが、水耕栽培なんてして大丈夫なんでしょうか。まあ、やってみなければわからないですからね!

 

それでは蒔いていきましょう

種の発芽作業

今回蒔いていくそばはこちら。春蒔きのそば(キタワセ)と、韃靼そばです。

つる新種苗さんで購入しました。tane.jpというURLが味わい深いです。

即日発送していただけて大変良い感じのお店です。

 

 

こちらは一般的なそば。品種はキタワセ。

 

 

こちらは韃靼そば。その昔モンゴルに住んでいたタタール人によって栽培されていたものです。当時、タタール人のことを韃靼と呼んでいたため、韃靼そばと呼ばれるようになりました。

ルチンなどの栄養素が多いと注目されています。

通常のソバは甘そばというのに対し、こちらは苦そばと呼ばれます。

普通のそばに比べ少し成長が遅いようです。

 

 

 

スポンジに切れ目を入れソバをの実を入れ、水につけておきます。

 

2日後には種から芽をのぞかせていました。成長が早いですね。

 

 

水耕栽培器の作成

続いて、水耕栽培器を作成してゆきます。

市販の水耕栽培キットはどうにも高いしそばを育てるにはサイズが小さいものが多いので、その辺で買えるもので作っていきたいと思います。

 

水耕栽培器とは要するに水が循環する水槽に植物が設置できて光を当てられればいいわけです。

用意するのはプラケース、フロアマット、熱帯魚用ろ過機、肥料、植物栽培ライトです。

プラケース、フロアマットはダイソーで買ってきました。容量は8L弱入ります。

そこに熱帯魚用のろ過機をこんなふうに設置します。ろ過機は水槽にろ過タンクをひっかけるタイプのものが良いでしょう。例えばこれとか。水中にゴミは出ないのでろ材は外しています。2000円以下で買えると思います。

ろ過器の取水口は通常下に10センチほどポールが伸びているのですが、今回の容器は浅いのでそれを外して設置しています。

 

 

フタ部分はフロアマットに穴をあけました。

後から分かったことですがこれだと中央部がたわむので、発泡スチロールの厚めのモノのほうが良いかもしれません。

 

 

こんな感じでスポンジに根付いた種をはめます。

 

 

今回は養液栽培を行うので肥料を。今回利用するのは協和さんのハイポニカです。

既定の倍率の500倍に薄めました。

 

 

ライトはIKEAのヴェクセルを設置。1つ999円。

 

というわけでボチボチ安く水耕栽培設備を作成できました。

市販のモノみたくおしゃれじゃないけどまあ気にしない。

次回の記事から成長記録を綴ってゆきます。

 

続きはこちら

 

 

 

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