なるほど柱(珍宝閣)成長記録|その1 胴から何か出てきた

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多肉植物

なるほど柱をいただいた

通っている陶芸教室の植物仲間(と勝手に思っている)方に、妙なサボテンをいただきました。

名前は「なるほど柱」、別名「珍宝閣」といいます。

 

なるほど柱は、柱サボテンの大陵柱の石化したものだそうです。

大陵柱はよくある柱サボテンの形状で、縦に筋があり、表面にとげがあり、比較的まっすぐ一本に伸びます。これは違いますがまあこんな感じのやつです。

参照:pixabay

なるほど柱はそれの石化したものということで、胴や根元からわらわらと枝が出て、基本的にとげがありません。たまに先祖返りするのかとげが出るものがあるようですが。

フォルムも筋がない滑らかな形状になっています。

石化とは
せきか、せっかと読む。植物の成長点が通常とは異なる箇所に多数できる現象。

今回いただいたのは根元から出た枝をちぎったものだそうです。

手元にイイ写真がないので検索結果から成長したなるほど柱を見てください。

なるほど柱 Google検索

 

伊豆シャボテン公園に立派ななるほど柱があるそうです。

伊豆シャボテン公園

 

名前の由来はといいますと…珍宝閣という名前、なんとなく形状から察してください。

見ると「なるほどな…」ってなりますね。

英名はPenis cactusだそうです(直球)

 

色々とアレな感じですがせっかく頂いたので育てていこうと思います。

成長記録

2021/7/13 植え付け

さて、いただいたなるほど柱を早速鉢に植え付けてみました。鉢は管理人自作のものです。

用土はサボテン用培養土で、根っこはないので土に挿しただけです。

ルートン等発根材は特に塗布していません。

 

とげがかなり鋭くて怖いので申し訳ないですが切らせてもらいました。こいつは先祖返りしたやつなのかな…?

夏の間は適度に日が当たるベランダの棚で管理します。

2021/11/20 何か出てきた

夏の間はたまに水をやりつつほぼ放置でしたが死ぬことなく秋を迎えました。さすがサボテン。

気づいたらなるほど柱の本体に割れ目が入り、なにやらトゲトゲの物体が出てきています。

石化した品種とのことで、本体側面に成長点ができて新しい枝が伸びているということでしょうか。

なんかもうエイリアン感がすごい。

 

新しい枝がむくむく膨らんで本体の皮にしわが寄っています。

 

上から見ると結構飛び出しているのが分かります。

本体よりも筋の彫りが深いですね。これから大きくなるにつれて平らになっていくのでしょうか。

 

これから冬を迎えますが、屋内に取り込むことなく引き続きベランダの棚で管理を続けます。

 

2022/3/22 枝が大きくなっている

無事に冬を越えまして春、新しい枝はだいぶもっこりしてきました。

本体の7割くらい、膨らんで筋はだいぶ薄くなって珍宝閣感が出てきました。

 

もっこりしていますがとげは鋭いです。これからとげのない部分が伸びていくはず。

 

イイ形状ですね。

 

枝が出た反対側にかさぶたのようなものがあるのでまたここからも枝が出るのかもしれません。

 

植え付けた頃に比べると本体は一回り太くなったように思いますが、あまり上に伸びている感じはありません。

 

上に伸びないなあと思って陶芸仲間に話を聞いたところ、おうちにいらっしゃるなるほど柱本体について衝撃の話を聞きました。

通常のなるほど柱は柱状に伸びていくのですが、いただいた元の株も上に伸びずに団子状に次々枝を出しているようです。

もしかしたらこれなるほど柱じゃないかもしれないね!」とか言っていたので本記事で成長している物体はなるほど柱じゃないかもしれません。

引き続き成長を見守ります。

 

今回はここまでです。次回に続きます。

 

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