そういえばしばらくブログに載せていなかったハオルチア。前回はこちら。
過熱していたハオルチアブームのひと段落してきたのか価格も下がってきたので、今年は随分数も増えました。
例年通り夏の猛暑にやられていたのですが冬になり調子もよくなってきましたので成長の記録を載せていきます。
数が増えすぎていたので記事2本分でお届けします。
現在の生育環境
2018年は夏までは屋外で管理していたのですが、ベランダの日当たりが良すぎるのと猛暑でしわしわになってきたので現在は室内の窓際で人工光と自然光のハイブリッドで育てています。
棚はこんな感じ。2段で育てており、上は熱帯魚用のLED、下はIKEAのヴェクセルを利用しています。窓のカーテンは空けてあり、日中は日光が当たります。
上の段のLEDは単体でハオルチアを育成するには弱いです。下の段のヴェクセルは直下ではハオルチアが焼けてしまうのですがそんなに光が広がらないため直下以外は暗い感じになります。
暑いうちは陽が高く室内に日光が当たらないためLEDのみで育てることになり、そうなるとやはり光量が足りないため徒長気味になっていました。
秋口から日が低くなり室内にも差し込むようになってきたので徒長もだんだんと解消されつつあります。室内で温度も高いので、冬ですが成長してくれています。
というわけで室内棚だと夏に徒長してしまうし外だと暑すぎて枯れそうになるしで夏の管理がうまくいってません。通年室内で栽培できるようなLEDを探したいところです。
どなたか情報ありましたら教えてください。
それではいよいようちの子たちを紹介していきます。
ハオルチア紹介
写真を数枚載せていまして、初めの写真が昨年、2枚目が今年です。
コモモ錦
我が家一押しの子。シンビフォルミスのような感があります。
ちなみにこちらは我が家に一番初めにきた親株です。
1年前は夏の管理を失敗したのと子を沢山吹いたのでちょっとしわしわしておりました。
現在、親株はこんな感じになっています。
斑が随分偏ってしまいましたがしわが寄るでもなく健康そうに育っています。
昨年出た子株のいくつかが無事成長し、なかなかキレイに斑が入ってきました。
あまり強い光を必要としない種類のようなので引き続きキレイに育てていきたいと思います。
京の華錦
美しい斑が入りやすい種類。シンビフォルミス系。
昨年こんな子株がたくさん増えたので、人に譲りいくつか手元に置いておきました。
今年の夏の影響か、室内栽培が合ってないのか。ちょっと徒長気味で全体が白っぽくなりました。
再び子株を吹きまくっています。
シンビフォルミス グラギリデリアネータ
表面に走る網目と先端の窓が素敵な子。シンビ系はこの柔らかな感じが魅力ですね。
昨年株分けし、このくらいの子が4鉢できました。
途中、ベラボンで多肉植物を植えると良いといった話を聞いたことがありいくつか切り替えてみたのですがうまくいかず。結局土での育成に戻しました。
今年は子株が出てきています。
水晶オブツーサ
「日本ハオルチア協会2015金賞」を受賞した品種。
三角の窓といい、透明感といい、肌の色といいかなり好みです。
1年前に買ったときの様子。窓の中に白いもの(通称白玉)がいくつかぼやっと見えます。
1年後の様子がこちら。
結構大きくなりました。夏に室内に取り込んだ時若干徒長してしまったのですが最近日照を改善したのでマシになってきたような気がします。
窓の透明度はお迎えした時のほうがありますねえ…透明度を左右するのは湿度だとか、光の強さだとかいろいろ言われておりますがちょっとわかっておりません。
徒長気味だったときもこのくらいの窓の曇り具合だったのでひょっとしたら光の強さは関係ないのかもしれません。
子株のようなものが出てきているような…?これは期待。
黒オブツーサ
黒肌オブツーサとか似たような名前のものがいろいろありますがその系統だと思います。
昨年の様子。すごく小さな苗の状態でお迎えし、やっと成長し始めたかというところ。
これが今年の姿。肌が黒っぽくかっこよくなってきました。形的にはいわゆるオブツーサの形をしています。若干徒長気味。
ピリフェラ錦
すごく小さな状態でお迎えしたこの子。
姿が暴れやすいとのうわさを聞いておりましたが…
1年後、確かに暴れている。大きくなりましたね。
黒姫
スプリング系 × ピクタ系の交配種らしい子。うちでは珍しい透明感のないタイプです。
成長は遅い子のようで昨年と大きくは変わってません。株の直径はこれくらいが最大のようです。
今年も子株も出なかったなあ…。
ただ、よく花は咲かせます。
オブツーサ
ご存じオブツーサ。
昨年成長してオブツーサらしくなってきたこの子。
1年経ちましてよりたくましくなりました。
全体的にぎゅっと詰まって存在感出てきました。
ハオルチア錦(たぶん宝草錦)
ハオルチア錦の名前で高い値段でつかんでしまった子。
昨年は全体的に大きくなりましたが斑が片方に偏ってきておりました。
1年経ち、すっかり徒長しました(-_-;)葉の隙間から子株のようなものが発生しており更に形が崩れております。
斑の偏りはなくなり綺麗なんですけどね…
シンビフォルミス Ft.Brown
丁度1年ほど前、タナベフラワーさんへ行った際にお迎えした子。
当時はこんなバラのようにちょこんとして可愛らしい感じでした。
光の具合が悪かったのかただ成長しただけなのか、葉が外側に広がり、秋口に子株が鬼のように発生しました。
あまりに窮屈そうだったので現在は子株を外しています。
子株はこうして植えているんですが果たして根付くでしょうか。
外した時どれにも根がついてなかったんですよね…
随分成長しました…!しかし今年の状態を昨年と比べてみると夏早めに取り込んだ分状態は良さそうです。
続きはこちら。
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