春の訪れを告げる花の一つにミモザがあります。
黄色の花を房状に咲かせてそれはそれは美しく管理人も大好きなのですが、およそ4年前に枯らしてしまっております。
このままではへっぽこガーデナーの名折れということでこの度種を入手し育ててみることにしました。
ミモザとは
一般的にミモザというと春先に黄色い花を房状に咲かせるものを想像しますが、本来ミモザというのはオジギソウの学名らしいのでオジギソウのことを指すようです。
今日ミモザと一般的に呼ばれているのは春先に黄色い花を咲かせる樹状の植物で、その多くはマメ科ネムノキ亜科アカシア属に属しています。
アカシア属はそこそこ種類があるので、ミモザと呼ばれ流通している中にも葉の形が違うもの等様々種類があります。
下の写真はギンヨウアカシアです。
パールアカシアとは異なり細かい葉が無数についているタイプです。ミモザの中でも一番流通しているかなと管理人は思っています。
他にも日本ではニセアカシアと呼ばれる植物もありますがこちらはマメ科ハリエンジュ属なのでアカシア属ではありません。
成長記録
2022/3/14~17 発芽処理
さて、アカシアに詳しくなったところで早速発芽処理を行っていきましょう。
今回入手した種は以前からしたものと同じ「パールアカシア」です。ギンヨウアカシアのように葉が細かくないので掃除が楽そうです。
マメ科なので種は豆っぽいですね。
アカシアの種は播種前に発芽処理を行うことで種の発芽率が向上します。
一般的には熱湯につけることで発芽率が向上するらしいですが、種についていたリーフレットによると一晩水につけておき、種がふくらんだら準備完了らしいので水につけて一晩待ちました。
しかし、種が膨らまなかったため一部の種に傷をつけもう一晩おいてみたところ…傷をつけた方(左側)が一回り大きくなりました。
皮は思いの外水がしみこみにくいらしいですね。
全ての種に傷をつけて一晩置いたらどの種も大きくなりました。
こちらを培養土に蒔き、薄く覆土して水をやります。
2022/3/21 発芽
種を蒔いて数日、早速芽が出てきました。
アサガオの芽生えのような感じですね。
結構近くに蒔いてしまった種もあります。
発芽してから気づくのもアレなのですが、マメ科は根をいじられるのが苦手で植え替えを慎重にしないと枯れやすい植物だったりします。
今回のようにまとめて蒔くのではなく個別の小さなポットに蒔かなければいけなかったような気がしております。
まあ、とりあえずは順調に育ってくれることを祈りましょう。
今回はここまでです。次回に続きます。
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