アジサイ ネイビーブルー成長記録|その4 ミョウバン水で花色を青くする実験

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実験

おそらく土壌のPH調整のタイミングが遅かったため今年は青い花が咲かなかった我が家のネイビーブルー。

アジサイ ネイビーブルー成長記録|その3 ピートモスと鹿沼土で青色の花を咲かせる
昨年、土の酸性度が足りておらず紫色の花を咲かせてしまった青色アジサイ「ネイビーブルー」 昨年は土の酸性度が足りず紫色の花が咲いてしまったので、今年は土の酸度調整をきっちりして紺色の花を咲かせていこうと思います。 ちなみに↓は昨年咲いた紫の花...

 

アジサイは年に1回しか花が咲かないので、次のチャンスは来年になってしまいます。というわけで今から花を青色に傾けることはできないかなと考えました。

アジサイの花が青色にするためには花びらにアルミニウムが届いていればいいはずなので、直接アルミニウムを含む水溶液をかけるなりしてみようと思います。

アジサイの花びらが青くなるのに必要な物質

アントシアニン+補助色素+アルミニウム(土中から吸収)

アルミニウムを含む水溶液とは

アルミニウムを含む水溶液などというそんな都合の良いものがあるのかなと調べていたら、普通にありました。

ミョウバンです。スーパーで売ってました。主成分は硫酸アルミニウムカリウムです。

 

そういえばナスの漬物などの色止めをするのに使用されていました。

アジサイに与えると色が青色に近づくという話も散見されますので、今回はこちらの水溶液を与えていきます。

ミョウバンを約1,000倍に希釈した水溶液を作り、切り花と鉢植えに与えて数日様子を見ました。

 

 

実験結果

切り花

まず、こちらが実験前の花。切り花をミョウバン水の入ったコップに挿しています。

 

数日後。花が枯れてきているのですが、なんとか全身で青くなろうとした形跡が見られるような気がします。

 

アジサイの花は劣化が進むに連れ花びら内に糖が貯まり赤みを帯びてくるのですが、それがあってなお青色に近づいているように見えるのでアルミニウムの後添加は少しは効果があるのかもしれません。

鉢植え

続いて鉢植えです。こちらが実験前の花。

 

こちらが数日後の花。

どうなんだろう…なんとなーく青に近づきましたかね。

 

こちらも同様に、花の劣化により赤色化があってなお青色に近づいているので植えられているものへの後添加も少しは効果があるようです。

 

まとめ

上記2件とも微妙ですがなんとなく青に近づいている感じがあるのでアルミニウムは後添加でも効きはするようです。

しかし、アルミニウムに反応したのは一部だけで花全体の色をガッツリ変えるには至りませんでした。

ミョウバン水を与えるにしても花芽が形成されるあたりから与えて花全体に行き渡るようにすると効果がもっとありそうですね。

 

 

今回はここまでです。次回に続きます。

 

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