夏頃に種を収穫したシクラメンの種を蒔いた記録です。
種の収穫の記事はこちらです。
成長記録
2020/10/19 種まき
10月に入り秋らしい気温になってきましたので種まきを行っていきます。
シクラメンは暑さに弱いので、真夏に発芽させてしまうと枯れてしまう可能性が高くなるので秋や春に植え付けていくのが失敗が少ないと思います。
今回種をまくのは前回の記事で収穫した2種類です。
- ガーデンシクラメンの自家受粉種
- 交配した種:花粉側が「ガーデンシクラメン」雌しべ側が「フェアリーピコ」
こちらが3ヶ月ほど暗所にて保管した交配した種です。
ガーデンシクラメンの自家受粉種は写真を撮り忘れました。
ちなみに…下の写真の右側は収穫したて同じ種です。
上の写真と比べるとふっくらしています。保管している間に種が乾燥して結構縮んでしまいました。
種まき用の土に植え付けていきます。土に1センチくらいの穴を開けて種を入れ、土をかぶせます。
種によっては植え付ける前にしばらく水につけておいたりもするのですが、今回は行わずに蒔いていきます。
シクラメンは暗所で発芽する性質があるので、上にアルミホイルをかけて暗い部屋に置きます。
土が乾燥しないように気をつけながら発芽を待ちます。
2020/11/12 ガーデンシクラメン発芽
種まきをしてから3週間が過ぎた頃、続々とガーデンシクラメンの芽が出てきました。
出てきたばかりで種の皮をかぶっています。
小さな芽ながら根本には球根のような膨らみが見えます。
こうしてみてみると少々蒔きすぎたような気もしますが気にしない。
発芽してからは室内の日当たりに置いての管理を開始します。
2020/11/15 交配種 ガーデンシクラメン✕フェアリーピコ発芽
ガーデンシクラメンの発芽から数日後、交配した方の種も発芽してきました。
ガーデンシクラメンに比べてこちらのほうが多少芽が大きいような気がします。
2020/12/8 葉が成長してきた
発芽からおよそ3週間後、種の皮も取れて葉が展開してきました。
こちらはガーデンシクラメンの芽です。小さくとも立派にシクラメンの葉の形をしています。
種が小さいためか、管理が悪かったのか、発芽当初に比べて本数が減ってしまったように思います。
こちらは交配した種の芽です。
ガーデンシクラメンに比べて葉が一回り大きいです。
どちらの種から発芽した芽も茎を長く延ばした先に葉がついています。
親のシクラメンの姿から考えると少々奇妙な形です。
2021/1/23 2枚めの葉が出てきた
さらに一月経過した姿がこちら。
葉が少々大きくなり、艶も出てきました。日当たりで管理しているためか葉の緑色も濃くなったような。
根本を見てみると…1本目に出た太い芽の根本から小さな葉が出てきています。
しばらく葉しか見ていなかったので球根があったことをすっかり忘れていました。
球根の葉が出ているところが成長点のようです。こんな感じで今後も葉の数を増やしていくものと思われます。
というわけで、シクラメンの種まき、無事発芽成功しました。
開花はまだまだ先ですが、枯らさないように育てていきたいと思います。
今回はここまでです。次回に続きます。
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