ルリタマアザミがやってきた
今回紹介するのは、「ルリタマアザミ」です。
別名「エキノプス」ともいわれています。
尖った小さな紫色の花が球状に咲く少し変わった花です。
花期は7月から9月の夏となっています。

参照:pixabay
数年前に北海道の美唄に行った際、こちらの花の種を買ってきて育ててみたのですが、花を咲かせる前に枯らしてしまいました。
個人的にとても好きな花なのでいつかリベンジしたいなあと思っていたのです。
園芸店ではあまり見かけない花のためしばらく存在を忘れていたのですが、最近某フリマアプリをボケ―っと眺めていたところ…ルリタマアザミの苗を見つけました。
フリマは何でも買えてすばらしいですね!
早速苗を購入し、送られてきた苗がこちら。
大きさ7センチくらいの苗が梱包されて届きました。
ルリタマアザミの種まき適期が秋か春なので、これは秋に植えて芽を出したものだと思います。
梱包を解いてみました。
茎も折れておらず元気そうです。
2020/1/15 植え付け
それではポットも小さいので早速植え付けていこうと思います。
ポットから抜いてみました。
小さなポットの中でしっかりと根を張っており元気そうですね。
ひとまず小さめの鉢に植え付けていきます。
緩効性肥料と腐葉土を混ぜ込んだ培養土に植えてみました。
ルリタマアザミが開花するのは種まきから1年以上先らしいので、今年の夏に花が見られるかは微妙ですが…。
株が成長したら大きめの鉢に植え替えます。
さて、今回は無事花を咲かせることができるでしょうか。
今回の成長記録はここまでです。次回に続きます。

ブログ内のルリタマアザミ成長記録の記事
ルリタマアザミについて
概要
ルリタマアザミは地中海沿岸やアジアなど、広範囲に分布する多年草です。エキノプスとも呼ばれます。
アザミというと野草のアザミを思い浮かべますが、アザミとは属が異なります。
ルリタマアザミがキク科・ヒゴタイ属(Echinops)に属している一方、アザミはキク科・アザミ属(Cirsium)に属しているので実はアザミではありません。
こちらはアザミの花。葉のトゲがルリタマアザミよりいくらか攻撃的です。

参照:PhotoAC
属名にもなっているヒゴタイの学名はEchinops setifer、ルリタマアザミはEchinops ritroとなっています。
下の写真がヒゴタイです。見た目はかなり似ているのですが、ルリタマアザミよりも葉が硬くてトゲが鋭いようです。
日本から朝鮮半島に自生します。

参照:Wikipedia
細かい花が集まった球状の花を咲かせます。花はドライフラワーとしてもよく利用されます。

参照:PhotoAC
育て方の紹介
ルリタマアザミの育て方を紹介します。
基本的性質
暑さ寒さには強く放置で大丈夫な植物ですが多湿に気をつけましょう。
日当たり | 日当たりを好む。 |
用土 | 水はけのよいもの。酸性土壌を嫌う。 |
水やり | 表土が乾いたのを確認して行う。地植えは特にやらなくて可。 |
温度 | 屋外時地植えOK。 |
肥料 | 肥料が少な目のほうがよく育つ。 |
病害虫 | アブラムシに注意。 |
増やし方 | 株分け、種まき |
花期 | 7月から9月 |
土づくりに気をつける
暑さ寒さに強くとても丈夫な植物なのですが、多湿に弱いです。
培養土をベースに腐葉土やパーライト、軽石などを混ぜ込み、水はけのよい土に植えるようにしてください。
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