前回の記事で交配を行ったシクラメンの種を収穫するまでの記録です。
種の鞘の成長 4月9日~
受粉から2週間後の4月9日に小さな種の鞘ができていたシクラメン フェアリーピコ。
花粉はガーデンシクラメンの赤をつけました。
5月20日 鞘が膨らむ
鞘が膨らみ始めたのを確認してひと月あまり、シクラメンの株はこんな感じでまだ花が咲いています。
左は花が咲き終わったガーデンシクラメンです。
鞘はというと…一気に大きくなりました。
直径で2センチほどあります。ガーデンシクラメンの鞘は1センチほどだったので大きさにびっくりしています。
こちらはガーデンシクラメンの鞘。
フェアリーピコよりも早くに自然に交配していたのでもうかなり種が成熟しています。
鞘が割れたので割ってみると、種と果肉が入っていました。ちょっとヌメヌメしています。
7月3日 鞘がしわしわになる
葉っぱも寂しくなってきた7月上旬、鞘が少し柔らかくなってきた気がします。
鞘にも少ししわが寄り、水分が抜けてきている様子です。
現在つけている鞘は2つ。ここからいくつの種が採れるでしょうか。
まもなく種の収穫です。
種の収穫 7月9日
梅雨真っ最中の7月下旬、鞘に動きがありました。
先端が破れ、鞘が捲れてきました。
茶色い部分が種で、周りを多少水分を含んだ果肉が覆っています。
この状態で種を取り出してみると少ししっとりしています。
ここから数日置くと中の果肉が乾いて種が外れ、鞘から地面に落ちます。
ガーデンシクラメンの種と大きさを比べてみたのですが、かなり大きさに違いがあります。
左がガーデンシクラメンの種で、右がフェアリーピコの種です。
ガーデンシクラメンは株も花も小さい品種ですが、種もここまで大きさが違うとは驚きです。
種をすべて取り出してみました。
左側がガーデンシクラメンで右側がガーデンシクラメン×フェアリーピコの種です。
それぞれ20個くらいずつは採れました。
こちらは乾燥させて、暑さが収まってきた秋口に蒔いてみようと思います。
種まきをすると花が咲くのは早くて2年後くらい。
種まきは苦手分野なので自信がないですが、一つでも花が咲いてくれればいいなと思っています…。
フェアリーピコの株の現在の様子です。
気温が上がり葉も少なくなってきたのでそろそろ休眠期に入ります。
休眠方法は水を切って完全に休眠させる方法と多少水やりをする方法があるのですが、水やりをする方法のほうが秋口の成長のスタートが速くなるような気がする…ので多少水をやっていこうかなと思っています。
腐らせないように頑張ります。
鉢も小さくなってきているので植え替えもしないといけません。
今回はここまでです。次回に続きます。
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