2018年夏にお迎えしたパンノキの成長記録です。
お迎えしたきっかけは…管理人がぼーっと沖縄の植物について調べていたところ、偶然©DEEokinawaさんの記事 街路樹のパンノキの実を食べてみたにたどり着いたことです。
ギザギザのかわいい葉っぱの木に謎の実がなってしかも食べられるということで一気に夢中になりました。
お迎え時の様子
樹高およそ80センチほどのパンノキを通販にて購入しました。
箱から出す際に失敗してしまい、茎の上部が一瞬ぐにゃりと曲がりましたが折れずに済みました。
結構柔軟性のある木のようです。
まだ幼木なので枝分かれなどはしておらず幹が1本で伸びている状態です。
幼木といっても葉の大きさは30センチを超えています。
切り込みの入った見事な葉が4枚、成長点から新しい葉が1枚出てきています。
葉には割とちくちくするような毛が生えており、葉の裏の葉脈は少し盛り上がっています。
日光を好む植物なので、暖かい時期は屋外で管理していきたいと思います。
10か月後 2019年5月
昨年の夏はベランダ出し、初冬からは室内の日当たりの良い場所で管理していました。
夏場の直射日光は強すぎたようで葉が焼けてしまいました。うーん、徐々に慣らしていけば焼けなかったんでしょうか。
暖かいうちはすくすくと育ち巨大な葉を次々と出していたものの、気温が下がってくると葉が次々と黄色くなって落ちてしまいました。
それに加えてカイガラムシが結構出まして…冬を越してこのような姿になりました。
草丈は昨年より2~30センチ伸びていますが大きな葉は落ちてしまい全体的に元気がありません。
新しい枝も出ていません。
暖かくなってきて新しい葉も出てきましたが小さめです。
葉の裏にはカイガラムシが付いています。
葉に毛が生えているので虫の駆除がしにくいですしホコリも拭きにくく、調子を崩す一因となってしまいました。
茎を見てみます。葉が落ちた後がたくさんありますね…
面白いことに昨年から伸びた部分の茎が一気に太くなっています。生育環境が変わったからでしょうか。
下のほうの茎は細いままなのでちょっとバランス悪く、風が吹いたら折れてしまいそうです。
引き続き夏は屋外で、冬は屋内で管理していきます。そろそろ枝が出てきてほしい。
1年10か月後 2020年5月7日 取り木に挑戦
上から1年経ちまして2020年春。依然枝は出ず、上に上にひたすら伸びています。
草丈は130センチを突破しました。
幹の急に太くなっている部分は50㎝くらいあります。
お迎えしてからそれくらいは成長したということですね。結構スピードが速いです。
葉のサイズも巨大です。40センチを超えています。
一向に枝分かれをしないので、そろそろ葉と鉢とのバランスが悪くなってきています。
業を煮やしたのでこの度取り木をしてみることにしました。
ウンベラータと同じクワ科なのでおそらく取り木はできると思います。
樹皮にカッターを入れ、皮と形成層を取り除き、白い部分を露出させます。
露出させた茎の周りに湿らせたミズゴケを巻き、ラップでくるんで上下を留めます。
これで完了です。
数週間の後に発根が確認出来たら発根した部分の下で切り取り土に植えます。
さて、無事発根するでしょうか。
今回はここまでです。次回に続きます。

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