なめこ栽培セットを買ってきた
毎年冬が来るとキノコの栽培をしたくなります。
なぜなら、室内の気温がキノコの栽培最適温度になるからです。
大体のキノコは20℃以下で新しい芽(株?)を出し成長しますので、温度が高くなると栽培ができなくなります。
暖かい季節でも涼しい場所を確保できれば問題ないのですが、残念ながら管理人宅にそういった設備は無いのでことキノコ栽培に関してのみは冬を心待ちにしています。
今年も張り切ってなめこ栽培キットを購入したもののなかなか室内温度が下がらずはや購入後2か月経過しました。
12月の中旬になりそろそろ室内も20℃を切ってきましたので栽培を開始したいと思います。買ってからかなり経ってますが大丈夫なんでしょうかね?
内容物
それではキットを開封しましょう。内容物はこちら。
- 菌床
- 保湿用軽石
- 保湿用ビニール袋
菌床の上に保湿用の軽石を敷いて育てるタイプです。
以前育てたシイタケ栽培キットなんかは菌床全体からシイタケが発生していたので少々異なっています。
2020/12/17 育成準備
それでは育成の準備に取り掛かります。
まずは菌床が入っているビニール袋の封を切り、菌床の上部をゴリゴリ削ります。
削りカスを取り除いたのがこちら。
その後菌床の上1センチくらいまで水を注ぎ、一晩ほど吸水させます。
吸水後、菌床の水を捨てます。
その上に水で湿らせた軽石を載せて準備完了です。
この後は温度が20℃以下になる涼しい場所に置き、水が溜まらない程度に霧吹きをします。
管理人宅は北向きに玄関があるので玄関で管理することにしました。
これからは家に帰るとなめこがお出迎えしてくれて最高です。
育成開始
2021/1/2 16日後
いきなり16日後です。
というのも、毎日シュッシュと霧吹きをしていたのですが一向に成長の気配がなかったからです。
キットを購入してから日が経っていたので育たないのでは…?と疑い始めたある日、小さななめこが発生しているのを確認しました。
縁を中心に全体に発生してきています。
いやーちびなめこ可愛いですね!ひとところから沢山のなめこが押し合いへし合い生えてきています。
触ってみると小さいながらにぬめぬめしています。傘の部分だけでなく茎もぬめぬめしていました。
この時はまだ1センチに満たない大きさです。
2021/1/6 20日後
さらに4日後、全体的に大きくなってきました。
株の中央辺りからも小さいですがなめこが出てきました。
傘の大きさは大きいもので1.5センチくらいです。市販のなめこに比べて茎の部分が太いですね。
傘の表面にはゼリーのようなぬめぬめの層が見えます。
こちらは株の横の部分です。
なめこがひとところから発生しすぎて中でみっちみちになっており、地獄の様相を呈しています。
これこのまま育つんですかねえ…?中でカビたりしないでしょうか。
2021/1/9 23日後
更に大きくなりました。
傘の大きさは一番大きいもので3センチほどあります。
傘が大きくなってくるとぬめぬめの層が多少少なくなってくるような気がします。
そろそろ収穫してもよさそうですがせっかくなのでもう少し大きくしてみたいと思います。
2021/1/11 25日後
さらに2日経ちました。
なめこはさらに成長し、大きなものは傘が波打ってきました。
なめこといえば小さくてまあるいフォルムの物しか見たことが無かったのですが、成長するといっぱしのキノコ感が出てきます。
ぬめぬめ具合はさらに減ったように思います。(管理人の水やり不足かもしれませんが。)
2021/1/12 26日後
昨日から一気に成長しまして完全に菌床からなめこがハミ出ています。
傘のうねりはさらに増しました。
また、傘の上にカビ?のような汚れがついてきています。株元にも同じくカビのようなものが発生してきました。
カビも心配ですし、これ以上ミチミチにするのもアレなので、収穫していこうと思います。
いざ収穫
良く育ったものの根元付近をはさみで切り取っていきます。
大きいものは茎の中が空洞になっていました。
ちなみに開き切った傘の中はぬめぬめしていません。
小さめのものはひだの部分にちょとベタっとした膜がありました。これは破れかけだったようで手で触るとすぐに破けてしまいました。
このくらいのサイズで膜が破けてくるようですね。
収穫途中で表面のぬめぬめの層がはがれたなめこ。
触ってみるとシイタケと同様の手触りです。
収穫途中の図。軽石を押し上げながら次々となめこが育ってきています。
まだ育ちそうなものを残し、育成を続けていきます。
また、大きななめこを一つ残して限界まで大きくしてみようと思います。
今回はこれくらい収穫できました。両手いっぱいくらいの量です。
なめたけにしてみました。味が不安だったのでちょっと調味料濃いめです。
お味の方は…結構おいしいです。市販のなめこより歯ごたえがあり食べ応えがあります。
なめこのうまみは市販の小さいなめこのほうがあるように思います。
今後は1本残した大きめなめこを巨大化させつつ、第二弾を育てていこうと思います。
今回はここまでです。次回に続きます。
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