シクラメン フェアリーピコの紹介
冬も本番となってきた昨今、園芸店へ赴くとものすごく様々な形と色のシクラメンに出会うことができます。
様々な品種がある中で、昨年管理人が家にお迎えしたのがこちら。
「フェアリーピコ」です。神奈川にあるはら園芸さんの作出だそうです。
株の大きさはガーデンシクラメンと通常のシクラメンの中間ほどです。
花びらは八重になっており、丸みを帯びたやや厚めの花びらが形良くまとまっています。言われてみれば妖精っぽいかもしれません。
色も白系からピンク、写真のようにバイカラーのものなど様々です。葉はシルバーが強い感じがします。
2020年初頭からお迎えし、無事夏越しもできましたので成長を綴っていきます。
成長記録
2020/3/15 花盛り
3月の様子。沢山の花がひしめきあうように咲いています。(上で使ったものと同じ写真で恐縮ですが)
確か1月ごろに買ってきたような気がいたしますが、花が全然途切れることなく次々と上がってきて、その旺盛さにびっくりしました。
花を次々咲かせているので週に1度ほど液肥を与えています。
また、室内においておくとどうも調子が良くないため南側のベランダの台の上で管理しています。
※神奈川県川崎市です。
2020/5/3 まだ咲いている
春を迎え気温が上昇してきたのでさすがに花数も減ってきました。
葉の色がシルバーというよりは緑色に変化してきています。
3月頃に受粉作業を行いまして、種は順調に生育中です。この頃から黄色く萎びてくる葉も増えてきますが種は大きくなるばかり。
我が身を削って次世代を残そうとしているのですね…
2020/7/4 花の終わり
7月に入り夏も本番になってくると、ほとんど葉もなくなってきました。
葉がある頃は本体の芋の部分は目立ちませんが、ここまで葉がなくなると嫌でも見えるようになります。なんというか結構な立派な芋です。
葉はないですが、それでも株元からは新しい葉のような蕾のようなものがうねうねと生えだしています。
日本の夏はシクラメンにとってあつすぎるため、夏の間は休眠を點せ無ければなりません。
休眠の方法は完全に水を切って葉を枯らす方法と少々の水をやって葉を残す方法があります。
葉が残ったほうが秋からの成長が早そうなので残していこうと思います。
~2020/9/30
少々水やりをして葉を残して管理しようと思ったらいつの間にか地上部が全て枯れました。
葉は枯れましたが芋は固く、腐っているとかではない様子で一安心です。
仕方がないのでここからは水を切り、乾燥させての夏越しに切り替えていきたいと思います。
2020/10/4 球根からなにか出てきた
少々秋の気配を感じ始めた10月初頭、シクラメンの芋から何やらウネウネとしたものが発生していることに気が付きました。
よく見るとこれは新しい葉ですね。
夏に葉が枯れたので本体もだめになったのでは…?と一抹の不安を抱えていただけに安心しました。
ただ一つしくじったことがありまして、それは植え替えを忘れたことです。
ご覧の通り芋に対して鉢が小さいですね…
今から植え替えることもできないので来年秋の芽生えの前に忘れずに植え替えたいところです。
2020/10/31
一月近く経ちまして、随分とシクラメンらしい姿になってきました。
葉の模様が美しい。シルバーと緑色のコントラストが強くて何やら恐竜の鱗のようだなと感じます。
2020/11/15
より葉が充実してきました。
株全体も丸くきれいにまとまってきました。
2021/1/2 花の蕾が見えてきた
さて年明けて1月、引き続き南側のベランダで元気に育っています。
葉の茎が伸びてきて、一回り株が大きくなってきました。茎が伸びたおかげか芋の部分に日が当たるようになっています。
ふと芋の部分に目をやると…
蕾ができてる!!
お店では花つきのシクラメンがとっくのとうに売られているのにうちのは咲かないなあ…と思っていましたがやっとその兆しが見えてきました。
ハウスではなく屋外で管理しているとこんなもんなのかもしれません。
ともあれ花が咲くのを楽しみにしたいと思います。
今回はここまでです。次回に続きます。
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