金時草(きんじそう)① 植え付け

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成長記録

金時草の苗をいただきました

日本各地にはそれぞれの地場野菜があります。有名どころでいうと、もはや全国区になった京野菜の水菜なんかが挙げられます。

管理人は全然知らなかったのですが、石川にも地場野菜が存在しています。

今回紹介するのがそのひとつ。「金時草」です。「きんときそう」と読めそうですが「きんじそう」と読みます。

葉の紫色が金時芋(さつまいも)の皮の色ににていることから金時草と呼ばれるようになったとか。でも読みはきんじそう。

別名「水前寺菜」「式部草」ともいうらしいです。

ゆでるとぬめりが出てワカメのような食感になるという不思議な野菜です。

 

 

そんな金時草との出会いはひょんなことから。

先日、親戚の集まりがあった際に親戚の方と野菜のお話をさせてもらい、金時草の存在を知りました。

挿し木苗を増やしているとのことでありがたいことに送っていただけることになりました。

 

さて、送っていただいた苗がこちらです。枝を水に挿しておくと発根するとのこと。

まず目を引くのがこの色。葉の裏が鮮やかな紫色をしています。

表面の濃いめの緑色との対比がとても美しいですね。

 

葉は厚みがありしっかりとしています。

キク科なので、なんとなく春菊のような香りがします。

 

 

親戚の方に送っていただいた畑の写真がこちら。

 

モリモリ茂ってますね!

霜が降りる頃まで収穫でき、冬は地上部が枯れますが根が地中に残るため暖かくなったらまた生えてくるそうです。

 

 

植え付け

それでは早速植えていきましょう。

今回は40センチほどのプランターに植え付けていきます。

プランターに鉢底石を入れ、培養土を入れます。肥料大事にとのことなので元肥にはマグアンプKを混ぜ込みます。

3本植えました。狭いけど致し方なし。

 

親戚の方によると株間は地植えで50センチほど取ったほうが良いとのことですが、プランターに寄せ気味で植えても育つとのことですのでこれでいきます。

広い庭が欲しいです(切実)。

 

植えて1週間くらいは日陰で管理し、その後日当たりへ出します。

プランターに植えきれなかった分はハイポニカ養液で水耕栽培をしてみようと思います。

 

無事根付くと良いですが…

根付いたら夏中収穫できるはず!楽しみです!

 

加賀野菜

最後に、加賀野菜について紹介しておきます。

加賀野菜とは

石川県金沢市で主に栽培されている伝統野菜です。郷土の野菜をブランド化して打ち出しています。

公式サイトから写真をお借りしてきました。

 

少し変わった見た目の野菜たちです。

太い加賀太きゅうりや赤くて丸い打木赤皮甘栗かぼちゃなど…なんだか可愛らしいですね。

定義としては以下となっています。

【加賀野菜の定義】
昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜。

【加賀野菜ブランド認定品目】
さつまいも、加賀れんこん、たけのこ、加賀太きゅうり、金時草、加賀つるまめ、ヘタ紫なす、源助だいこん、せり、打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎ、二塚からしな、赤ずいき、くわい、金沢春菊の15品目。

“いいね”金沢加賀野菜

 

加賀太きゅうりはスーパーで見たことがあるような…と思ったら売ってました。

 

このように郷土に根ざした野菜を取り上げることで、産地としての個性が出ますね。

消費者も様々な野菜が食べられて楽しいので、地場野菜がもっと流通すると良いなと思います。

 

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