ヒスイカズラの花と育て方紹介

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図鑑・育て方

ヒスイカズラに魅せられた

ヒスイカズラという植物がいます。

3月から5月ごろに開花する美しい翡翠色をした花で、各地の植物園で見ることができます。

およそ植物とは思えないような不思議な色をしたこのヒスイカズラ、管理人はこの5月、淡路島にある「奇跡の星の植物園」で初めて花を見ることができました。

生で見てみたいと植物園を度々訪問するのですが時期を巧妙に外し、蔓しか見たことがありませんでした…

 

生で見るヒスイカズラは写真で見るものよりもずっと美しく、落ちている花を手に取ると何だかこの世のものじゃないような感覚に陥ります。

まあでもこの世の植物なので花を剥いてみるとちゃんと雄しべと雌しべがあるんですけどね。

花の奥には蜜らしきものがあり、触った指が少しベタベタします。この蜜を目当てに原生地ではコウモリが飛んでくるとか。

 

カズラというだけあって、蔓を伸ばして成長する植物です。

原生地のフィリピンのルソン島では木に絡まりながら成長しています。

植物園では棚になっていることが多いです。

棚から翡翠色の花の塊を垂れ下がらせて咲いています。

 

この植物にすっかり管理人はとりこになってしまい、ぜひ育ててみたいと思い至ったわけですが…なかなか種も苗も見つかりませんね。

気長に探してみることにします。

いつかお迎えできた時のために育て方を調べてみました。

 

ヒスイカズラの育て方

それではヒスイカズラの育て方です。

基本的性質

原産地はフィリピンなのでかなり耐寒性が弱いです。

日本では沖縄以外での露地植えは不可能でしょう。

日当たり 日当たりを好む。
用土 水はけのよいもの。
水やり 真夏は朝晩。春秋は表土が乾いたら。冬は土が乾いてから2日後。
温度 最低10℃以上を保つ。
肥料 暖かい時期に置き肥
病害虫 アブラムシ
増やし方 挿し木、実生

 

花を咲かせるには

花を咲かせるためには茎の充実が必要です。

植え付けて数年は冬前に100センチほどの長さに剪定をし、茎を太らせます。

 

結実させるには

ヒスイカズラは原生地ではコウモリが花の蜜を吸う際に受粉が行われるようで、自然に受粉はまずしません。

人工授粉をした際にはごくまれに受粉し結実することがあるようです。

受粉が成功するとこぶし大のウリのような実が垂れ下がります。中に種が5,6個入っています。

 

 

 

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