旧枝咲きアジサイの剪定方法

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草花

剪定する意味は?

ここでは、アジサイの剪定の方法について解説します。

アジサイといえば剪定がつきもののように言われておりますが…アジサイの剪定の目的は、株を大きくしすぎないよう抑制することです。

アジサイは剪定しなくても元気に育ちますし毎年花は咲きます。(但し花がらは切る必要あり)

しかし成長がすさまじく、剪定しないと株が毎年倍以上の大きさに育ちあっという間に手が付けられなくなります。

植栽スペースには限りがあると思いますので、大きさを適度に保ちつつ花を楽しむために、剪定を行いましょう。

ちなみに、今回は旧枝咲きの品種の剪定について解説しています

アナベルやエンドレスサマーといった新枝咲きの品種に関しては剪定時期が異なります。

 

剪定の時期と方法

年2回ほど剪定する時期があります。

 

  1. 花後すぐ(~7月末まで)
  2. 秋の花芽分化後

 

 

1.花後すぐの剪定

アジサイの花がしおれてきた頃を目安に剪定を行います。

花の色が変化してきてくたっとなってきた大体こんな感じの時です。

遅くとも7月末までには行ってください

 

 

 

切る場所は、花の下の節です。芽ができている上で切ってください。

切った後、一番上の芽が伸びて葉が茂ります。

下の節の芽が8月から10月にかけて来年咲く花芽に分化します。分化した花芽は来年、春以降に伸びて花を咲かせます。

 

 

この花だと上から節4までは芽が確認できるので節3で切っても来年の花は咲きそうです。

節4で切ってしまうと来年咲くかどうかちょっと分かりません。6月中に剪定すれば秋まで成長期間が取れるので下に花芽ができる可能性は十分あります。

アジサイを小さくしたいけど来年も咲かせたい場合は6月中に下のほうの節で切ると良いです。

目安として、節2で切った場合、来年は今年の1.5倍、節3で切った場合は同じくらいになります。

 

ちなみに、剪定を行わないと節2,3が花芽に分化します。節4は葉に分化する可能性が高い。

秋以降に深く枝を剪定してしまうと花芽を切ることになり翌年花が咲きません。

 

 

 

秋の花芽分化後の剪定

これはやってもやらなくてもいいです。

上の画像の例でいうと節2が夏から秋にかけて伸びてくるので、新芽の動き出す3月までに節3(花芽)の上で切ると株がすっきりします。

 

春先からの萌芽の様子はこちらを参照

 

とまあ一般的にはこんな感じになっているんですが切った一番上の節の新芽の先端からもたまーに花が咲いているような気がします。もちろん咲かない枝の方が多いんですけどね。

管理人自身もよくわからない部分です。

 

 

もし花後の剪定を7月末までにやれなかったら

来年花が見たい場合は剪定しないほうが良いです。但し、木は大きくなります。

木を小さくすることを優先するなら深く剪定しましょう。花は保証できません。

 

枝の半分を剪定するという方法もあります。その場合、剪定しなかった枝に来年花が咲きます。来年、剪定しなかった枝を剪定します。

 

 

 

 

 

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