ゴーヤを室内で水耕栽培してみた|その1 植え付けから摘心まで

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実験

ゴーヤを室内で育ててみたい

夏が近づくとやたらと野菜を育てたい衝動に駆られる管理人です。

今年はいろいろな野菜や花の水耕栽培をしてみており、その一つとしてゴーヤにも挑戦してみることにしました。

ゴーヤといえば緑のカーテンですが、今年の家のベランダは主にパッションフルーツとマスカットで屋根を作ろうと思っているので場所がありません

というわけで、室内の窓際でゴーヤを水耕栽培で育ててみたら実は収穫できるのか検証していきたいと思います。

 

品種は「沖縄アバシゴーヤ」。園芸店で購入しました。

苗のタグに育て方ではなく料理のレシピが書いてあるというのも珍しい(笑)

 

品種の特徴としては以下。結構大きめの実が実るようですね。

生を鰹節と醤油をかけて食べるのが好きなので苦みが少ないのはありがたいことです。

沖縄在来の品種で果長20~25cm、果重200gくらいになり、果径は7~9cmで果色は濃緑色。中長に比べみずみずしく苦みがマイルドです。豊富に含まれているニガウリのビタミンCは熱を加えてもこわれにくく、夏バテ防止に最適です。参照:園芸ネット

育成の要件

培地ベラボン(ヤシガラ)
養液ハイポニカ100倍希釈液
設置場所:南側の窓
光:南側の窓からの太陽光(昼頃まで日光が当たる)
給液方法:底面吸水
気温:15~25℃(その月の室温)
根の土を取りヤシガラ培地に植え付け、養液を薄く満たした容器に入れて栽培します。

※水耕栽培で有名な「いつでもレタス」さんを参考にさせていただいています。

設置場所は南側の窓。窓枠にネットを張って、そこにゴーヤを絡ませていきます。

太陽光は正午ごろまでは当たるのですがそれ以降は明るい日陰といった感じの場所になり、日光条件としてはあまり良くないような気もしています。

植え付け(2020/4/10)

では早速植え付けを行っていきましょう。

ゴーヤをポットから抜き、土を落とします。

毎度ながらちょっと落としすぎたかもしれません。

 

濡らしたベラボンに植え付けます。栽培容器としてお茶パックを利用しています。

 

転倒防止のために外側にプラコップをかぶせ、プラスチックケースに入れて養液を5mmほど注ぎます。

株が大きくなりそうなので、より株が安定するようコップをさかさまにしています。

 

プラコップの下の部分には養液が流れ込むように切れ目を入れてあります。

ネットをセット

窓枠に沿ってネットをセットします。

ネットの固定は画鋲で行いました。

その下にゴーヤをセットし、ネットに絡ませていきます。

葉に触るだけで濃厚なゴーヤ臭がしてとてもさわやかです。

 

植え付け時のつるの長さはおよそ30センチでした。

セットして数日、問題なく蔓を伸ばしているのでひとまずは安心です。

水を切らさないようにしながら成長を見守っていきます。

 

20日後 摘心(2020/5/1)

育成開始から20日後の様子です。

我が家の模様替えの関係で、苗の置き場所が少々右側に移動しました。※つるを絡ませる窓は変わっていません。

つるの長さは1mほどでかなり伸びたのですが、葉は小さく蔓が細いひょろひょろの状態です。

根がお茶パックからはみ出ていたりはしないので、原因としてはやはり日照不足が考えられますね…

最近天気が良くない日が多かったので余計生育が悪いです。

 

とはいってもベランダに場所は無いので引き続きこちらで栽培していきます。

現在つるは親づるの一本のみで枝分かれをしていない状態ですが、つるの節目には子づる(脇芽)が沢山発生してきています。

ゴーヤを茂らせるためには子づるや孫づる(子づるから枝分かれしたつる)を沢山発生させることが重要なのですが、このまま何もせずに育てていると子づるが生育しにくいので、親づるの摘心を行っていきます。

 

摘心は親づるの先端の新しい葉が出ている箇所を折り取るだけで完了です。

通常の栽培ですと本葉が5、6枚の頃に摘心を行うのが良いとされますが、今回は苗の置き場とネットが少し離れているので今の時期となりました。

これで子づるも動き出してくれるはずです。

 

今回はここまでです。次回に続きます。

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