【沖縄旅行記】沖縄の木々の紹介

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植物ウンチク

先日、以前から行きたかった沖縄へ初めて行ってきました。

観葉植物の販売ページなんかを眺めていると沖縄から発送のものをちらほら見つけ、沖縄に行けば沢山植物がみられるのでは…と思ったのがきっかけです。

街を歩き回って植物を観察したり、植物園を見て回ったり植物的には大変充実した旅となりました。

今回は街中の植物についてレポートしていきます。

 

那覇空港

飛行機が到着し、通路を通って空港の建物に入った時にまず出迎えてくれたのが胡蝶蘭の鉢植え群。沖縄感が高まります。(写真撮り忘れた)

建物を進んでいくといたるところにトックリヤシの鉢植えが設置してありました。

高さはおよそ2~3メートルほどで、胴が特徴的なとっくり型になっています。

トックリヤシはそこまで背の高くならない植物で、耐陰性もあるので空港内に設置してあるのでしょう。

 

 

那覇市内の植物を観察

ホテルに荷物を置き、街中を歩いてみます。

沖縄県庁舎のあたりからハーバービュー通りへ出て東向きにウロウロしました。このあたりは民家が立ち並んでいます。

 

そこらへんにまたまたトックリヤシが。

 

 

 

ホテルの植え込みを見るとザミアらしき植物が地植えしてあって、さすが南国といった感じ。

 

 

 

街路樹の脇にバナナが生えていたりします。

 

 

 

街路樹スペースにはパッションフルーツもはびこっていました。

 

 

 

同じく街路樹スペースにタニワタリとかクワズイモとかオーガスタとか植え込みがとにかく自由。

 

自然に種が運ばれてきたものもあるでしょうが、家の前に鉢を置いて植物を育てている家も多かったのでもしかしたらガーデニングが街路樹スペースにまで拡大しているのではないだろうか。

 

 

おばちゃんが一人で切り盛りする「ふじ」で沖縄そばをいただきました。

 

 

お店のおばちゃんが店の正面の街路樹について教えてくれました。

これはサガリバナといって、夏の夜に白いふわふわした花が咲く木だそうです。香りがあるらしいのですがおばちゃんは感じないと言っていました。

 

 

花が咲いた後は結実。

興味があるならもってけーといって種をちぎってくれました。ええんかしら。せっかくなので帰ってから植えてみようと思います。

 

那覇高校横の植え込みはフクギ。縦に細長く伸びる性質があるので、沖縄では伝統的に防風林として利用されてきたそうです。

 

 

沖縄ドリームセンターに行った際に昔の住居があったのですが、やはり周りにはフクギが植わっていました。

今時期は黄色い小さな柿のような実が実っています。この実、見かけはかわいいのですが皮から粘液のようなものが染み出しておりそれがすごく臭いです。

ガスのような臭いと形容されるのですがまさにそれで、ビニール袋を楽々貫通してきます。持ち帰りを検討していたのですがフクギは見送りです。

皮をむいて種だけ持って帰ればよかったのかもしれませんがまあ、またの機会に。

 

 

那覇市内の他の場所ですと、ゆいレール旭橋駅の近くに黄色いふじのような花が咲いていました。

ゴールデンシャワー、またはキングサリといいます。

 

 

東南植物楽園への道すがら

バスに乗って東南植物楽園へ向かいます。途中の道沿いにもたくさんの木々があります。

 

この赤い花の咲いているねむの木みたいな木はホウオウボクです。下に写真がありますがマメのような種がぶら下がります。

 

 

 

タコノキも中央分離帯に植わっています。とげとげした実が実っています。

 

 

 

同じく中央分離帯にもトックリヤシ。いたるところで活用されています。

 

 

 

東南植物楽園最寄りのバス停「登川」から東南植物楽園への道を歩いてみました。周りは茂みです。

ゲットウらしき植物がたくさん。実がたくさんついています。

 

 

 

ハイビスカスも咲いていました。

 

 

 

こちらはオオバナアリアケカズラ。

 

 

 

関東だと鉢植えでいいお値段するシーグレープ。道端に生えてるんですな…。

 

 

 

マメのような実が垂れ下がるホウオウボク。葉っぱはねむの木に似ています。

 

 

 

クワズイモがそこら中に生えています。大きいものは葉っぱは1メートル以上に…毒がある植物なので危ないです。

 

 

 

巨大なパンノキも。そこらの民家にも生えていたのをみたので沖縄ではそこそこポピュラーなんだと思います。

 

 

 

海洋博公園で見かけた木々

沖縄で非常によく見かける街路樹がこちら、コバテイシです。モモタマナとも呼ばれています。

 

カシワバゴムににた葉っぱを大きく広げ、日陰を作ってくれるので街路樹や駐車場によく植えられるそうです。

この時期は実が実っているのでオオコウモリが実をかじりに来るとか。翼を広げると1メートルもあるそうで、見かけたら恐そうですが以外と顔はかわいいらしいです。

木の下にはオオコウモリの食べた種が落ちていることもあります。

種を採取したので帰ってから蒔いてみたいと思います。

 

 

公園にはガジュマルもそこかしこに植わっています。

関東だと主に鉢植えの状態で見ることが多いと思うのですが地植えにするとこんな姿になるんですね。

 

 

 

こんなハイビスカスも見つけました。ハイビスカスは原種が250種、園芸用に改良された品種は一万種もあるのだとか。

 

 

 

クロトンが普通に公園に地植えされてるのも南国ならではですね。

 

 

 

ゴムの木だって地植えで行けてしまうようです。

 

 

 

サンダンカという花、公園はじめ様々な場所で咲いていました。ペンタスに似ていますがこちらは低木です。

 

 

 

公園内に、街路樹の見本を植えた植物園があったらしいのですがドリームセンターに夢中で見に行けず…次回は絶対いく…!

 

まだまだ見きれていないものもありますが沖縄の街中で見かける植物は関東と全然違っていて歩くだけで本当に面白いです。

沖縄へ行かれた際にはぜひその辺に生えている植物も気にかけてみてくださいね。

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