ラベンダーグロッソ育成記録|その1 お迎えと植え付け

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ハーブ

鎮静やリフレッシュ作用のあるハーブとして有名なラベンダーの育成記録です。

ラベンダーグロッソをお迎えしました

冬も本番となってきた12月中旬、園芸店でちょっといいものを見つけました、

それがこちら。ラベンダー グロッソです。

 

光の具合で少々色が変わって見えていますが葉の色は銀色がかっています。

季節がら花は咲いていません。しかし、スゥっとする良い香りが傍らに置いておくだけで感じられます。

葉も含めて香りがあるようです。

 

でもこの香り、いわゆるラベンダーの香りとは少し違っていますツンとしているというか…

というのも、このグロッソは「ラバンジン」という種類のラベンダーで、一般的に知られるラベンダーとは種類が異なるからです。

これについては以下で説明します。

ラベンダーの品種について解説

ラベンダーは、シソ科ラバンデュラ属の半木本性植物です。

一言にラベンダーといっても結構な種類がありまして、系統として大きく以下の5種に分かれます。

日本で見かけるのはイングリッシュラベンダー、フレンチラベンダー、レースラベンダーくらいでしょうか。

  • スパイカラベンダー(イングリッシュラベンダー、ラバンジンはここ)
  • ストエカスラベンダー(フレンチラベンダーはここ)
  • プテロストエカスラベンダー(レースラベンダーはここ)
  • カエトスタシスラベンダー
  • スプヌダラベンダー

系統ごとに花や葉、樹形や香りに一定のまとまりはあるものの、同じ系統の中でも香りが異なったりします。

今回お迎えしたグロッソはラバンジンという種類なのですが、系統としてはスパイカラベンダーに入ります。

スパイカラベンダーは大体上の画像のような花が咲きます。

スパイカラベンダー系統に含まれるイングリッシュラベンダースパイクラベンダーを掛け合わせたものがラバンジンとなります。

香りの種類が少々違いますので以下で解説します。

イングリッシュラベンダー(真正ラベンダー)

イングリッシュラベンダーは真正ラベンダー(true lavender)とも呼ばれます。

一般的にラベンダーといえばこちらを指すことが多いです。

いわゆる花や果実の要は派手な香りではない、落ち着いた香りです。好き嫌いが分かれる香りだと思います。

香りには鎮静作用があるとされ、リラックスしたい時や眠るときなどに香りを取り入れると良いそうです。

スパイクラベンダー

イングリッシュラベンダーと比べると若干シャープな香りがします。

鎮静というよりはリフレッシュしたい時に効果のある香りでしょう。

ラバンジン

イングリッシュラベンダーよりはスパイクラベンダー寄りのすっきりとした香りがします。

どちらかというと気分転換したい時に向いている香りと言えます。

 

 

という感じで、今回購入したグロッソはリフレッシュしたい時に役立ちそうな香りです。

ラバンジンはイングリッシュラベンダーに比べて多収で強健なので育てやすくもあります。

 

植え替え

それでは早速植え替えていこうと思います。

ポットから抜いてみました。

ソコソコ根が張っているご様子。こうして見てみるとラベンダーの根は細いですね。

根が細い植物は繊細なイメージがあるのですが無事育ってくれるでしょうか。

 

培養土と元肥を混ぜた土に根鉢を崩さずに植えこみます。

元肥はいつものアレ 「マグアンプK」です。

ラベンダーは多湿を嫌うため、鉢は30センチほどの深さがあるものにしました。サイズは8号です。

 

冬の間は控えめに水やりをしつつ、日なたで管理していきます。

春が近づけば新芽と花芽が出てくると思います。

 

最後に

ラベンダーといえば暑さと蒸れに弱いことで有名です。

管理人も今まで夏の暑さをうまく乗り越えさせてあげられず、ラベンダーをいくつも枯らしてきました…。

今回お迎えしたラバンジン グロッソは暑さや蒸れに多少強いらしいので、枯らさずに大きな株に仕上げてあげたいと思っています。

今回はここまでです。次回に続きます。

 

 

 

 

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