種からゼラニウム成長記録|その1 種まきと発芽

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成長記録

自家採取のゼラニウムの種を蒔きましたので、その成長を綴ります。

我が家のゼラニウム

真冬を除いてキレイな花を咲かせてくれるゼラニウム。

我が家にも一鉢おりまして、日々せっせと世話をしております。

我が家のゼラニウムはこちら。品種は「カリオペ」、色は「ダークレッド」です。

深みのある赤、そしてベルベットのような花弁の質感がたまりません。

ゼラニウムは総じて色がとても濃く出るのですが、このカリオペシリーズのゼラニウムは特にはっきりとした発色をしているように思います。

 

こちらは母にあげた同じくカリオペシリーズの「ローズスプラッシュ」(だと思う)

ちょっと嘘じゃないかと思うほどの鮮やかなピンクです。

 

園芸品種のゼラニウムの交配の果てに誕生したこのカリオペ、花弁が大きく、多花性で、暑さに強いというとても素晴らしい性質を持っています。

我が家のベランダでは3月頃から花を咲かせ始め、株いっぱいに花を咲かせてくれました。

梅雨時は一時花が休んでいましたが、記事を書いている8月頭には再び花を咲かせ始めています。

 

現在葉日光は適当に当たるベランダの屋根のある場所で、たまに液肥を与えつつ管理しています。

成長記録

 種ができた (2020/4)

春の花が最盛期を迎えていた4月頃、花の先になにやら細長いさやのようなものがついていました。

どうやらこれは種のさやですね…

ゼラニウムは1鉢しかないので自家受粉した可能性が高いです。

 

花を見てみると雄しべと雌しべが見て取れます。

これは受粉もしそうですね。

 

種はしばらくそのままにしておくと茶色く熟してきます。

株全体でそこそこの数の鞘ができていましたが、あまり種を作りすぎると株が弱るので2個くらいを残して他は取ってしまいました。

 

種の収穫 (2020/5/13)

種のさやができてから数週間、すっかり茶色くなってきたので株から切り離しました。

さやは縦に割れ目が入っており、割れ目から細く割くことができます。

割いた部分はくるんと丸まり、羽根のような白い毛が出てきました。

割いたさやの部分はらせん状に丸まったりもします。(2個下の写真の右上にチラッと写っています)

 

らせん上になったものは回転しながら落ちるのかと思い高いところから落としてみましたが特に回転することもなくまっすぐ落ちていきました。

羽根っぽい毛の役割がイマイチ分かりませんね。動物の体にくっついたりするのでしょうかね。

 

鞘の先端を破くと黒い種が出てきました。

大きさは長辺2ミリくらい、短辺1ミリくらいの種です。

一つの鞘から5つほど種が採れました。

 

種を採取した2週間後くらいに培養土に蒔き、土を湿らせた状態で植物用蛍光灯の下でしばらく置きました。

 

種まきから2か月後 無事発芽しました(2020/08/3)

いきなり種まきから2か月後です。

現在はこんな感じでゼラニウムらしい葉が出てきています。

葉の数は3枚。葉に入る黒い筋はまだ入っていません。

 

種は5個蒔きましたが発芽したのは1つでした。

これはたまに土を乾かしてしまったりした管理人の管理が悪かったせいですのでまともに管理したらもっと発芽率はいい気はします(汗)

梅雨も終わりましたのでそろそろ外へ出すことも検討しようと思います。

花が咲くのは来年以降になるでしょうかね。楽しみです。

 

今回はここまでです。次回に続きます。

種からゼラニウム成長記録|その2 冬越しと開花
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