【ハイポニカ】ミニトマトの水耕栽培at室内6 終了と反省

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実験
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あまりにも実がならないミニトマトに業を煮やしホルモン剤に手を出した管理人。

その後どうなったかを綴ります。

88日後

ひと月ほども前にトマトトーンを利用し着果の兆しの見えたトマト。

しかし、その後が続かず再び実のならない状態が続いていました。(2018/8/25)

それどころかハダニが涌きはじめてしまい次々と葉が落ちる事態に陥りました。

 

 

葉が随分と減り、新たに伸びた枝が徒長気味に伸びてしまっています。

ちょっとこのままでは実りそうにないので一度リセットし、葉を切ることにしました。

というのも今回、摘心を一切せずに伸ばし放題にしていたのが木ボケのような状況を招いたかもしれないと思ったからです。

 

 

バッサリと切って、ここからは伸ばす枝を6本程度に減らして栽培を続けようと思います。

ちなみにここの時点から水耕栽培設備に熱帯魚用のろ過機を利用し始めています。

 

 

143日後

バッサリ切ってから2か月後、伸ばす枝を6本に減らし栽培を続けていました。

再び葉は茂ってきているのですが、やはり一向に実はなりません。

 

 

原因は伸ばしている枝の数ではなかったようです。

花はちょこちょこ咲くのですけどね…

そしてハダニがまた涌いてきて大変なことに…

 

 

 

というわけで、管理人の心が折れてきたので今回のトマトの水耕栽培はここまでとしたいと思います。

結果は見事に失敗でした。

 

考察

木はよく成長していたので原因として考えられることは以下でしょうか。

  1. 一番花が着果しなかったために木ボケを起こしてしまい実がならなかった
  2. ライトの光が着果に足りていなかったor着果に適したものではなかった
  3. 肥料が適していなかった
  4. 水中の酸素不足

1が個人的には怪しいと考えています。

トマトの一番花を着果させないと木ボケ(実がならずに木ばかり伸びること)になることはよく言われています。

ハイポニカ栽培の場合は成長がめざましいので木が成長したら着果するようになると水耕栽培Q&Aさんのブログ記事にはありましたが木が育っても着果しませんでした。

屋外栽培と異なり虫がいなかったり風が吹かないので受粉しにくいのではと思いトマトトーンを利用しても思うように着果しませんでした。

ということで、木ボケが怪しいと思っています。つまり栽培9日目に既に失敗していたということですね…

またやる機会があったら次は一番花をなんとしてでも着果させたいと思います。

 

2については一応いくつか実はなったので可能性は低いかなと思います。1が違っていたら検証しなければいけませんが。

3は多くの方がハイポニカでのトマト栽培に成功されているので肥料は適しているはず。

4に関してもトマトは十分に成長しており、白い健康な根が出ていたので考えにくいかなと。

 

 

11/28追記

先日、千葉大学に植物工場のセミナーを聴きに行き、講師の先生に今回の栽培の話をしてみたところ

 

「それは光量不足だね!」

 

と、きっぱり言われました。

今回利用したのは10Wの植物栽培ライトを4灯でしたが、どうやらそれだと光量が足りないそうです。

やはり安い低出力ライトだと実ものの栽培は厳しいというところでしょうか。

そろそろ設備投資にお金をかけていくべきかと思う今日この頃です。

 

 

 

まとめ

以上、トマトの水耕栽培@室内でした。

収穫という点では失敗に終わりましたが、ハイポニカによる水耕栽培のすさまじい成長を目の当たりにして驚きと植物の可能性を感じました。

引き続き、色々な植物の水耕栽培を試していきたいと思っています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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