2018年夏に沖縄で拾ってきた種を蒔き、発芽させたサガリバナの成長記録です。
こちらは前回の記事の種まきからおよそ1年半後の2019年3月の様子。随分と木らしい姿になってきました。

本記事ではその後の成長を綴ります。
成長記録
種まきから1年9か月後(2020/5/23)
前回の記事から2か月ほど経ちまして、暖かい季節になりました。
サガリバナの様子はというと…少々葉の枚数が減ってしまいました。
その代わり、中央の成長点から新しい葉が芽吹いてきています。
暖かくなってくると古い葉を落とし新しい葉に入れ替わる代謝のようなものが起こっているようです。
サガリバナは常緑の植物と認識していたのですが、サガリバナが群生している石垣島では秋口に落葉し、春先に芽吹いてくるそうです。
参照:めがろぱ 春に紅葉するサガリバナ
我が家のサガリバナは冬の間は室内管理をしており温度が保たれていたので落葉せず、春の芽吹きのタイミングで古い葉を落としたみたいですね。
その後新しい葉は大きく展開し立派な姿になりましたがまだ木が幼いのか花は咲かず。
来年以降に期待。
種まきから2年6か月後(2021/2)
さて、時が飛びまして2021年2月。昨年5月からまさかの写真撮り忘れまして今はこんな姿です。
間もなく春ということで、新芽が芽吹きつつ古い葉が落ちてきています。
夏の間に主幹がまた15センチくらい伸びました。
一番下についている葉が昨年5月時点でついていた古い葉です。1枚だけ残りました。
新しい赤い葉が幾重にも重なっています。
葉が落ちた幹の部分。
サガリバナは結構しっかりした葉がつくので接合部もごつごつしており幹が凸凹に。
これはこれで味があります。
種まきから2年7か月後(2021/3)
上から2週間ほど、古い葉はすっかり落ちまして新しい葉が展開してきました。
赤くてつやつやした葉が放射状に展開してきて非常に見事です。
ライティングが悪すぎていまいち色がわからないのが残念なところですが…。
上の写真から1週間後。葉が日々大きくなっています。
赤い色は冷めてきまして緑色が濃くなってきました。
葉のつやは引いてマットな質感になってきています。
横から見た図。
新しい葉が展開した部分、主幹も一気に伸びていますね。
さらに2週間後。
葉はすっかり緑色に。葉の大きさはいったん止まりました。
葉の大きさは大きいもので1枚30センチ近くあり、大人の木サイズになってきているように思います。
かなり気温も上がってきましたので昼間は屋外の半日陰での管理を開始しました。
夜間の温度が12,3度以上になってきたら夜間も屋外管理に切り替えていきます。
サガリバナの樹形について
葉のサイズがかなり大きくなりましたが、気になるのは樹形です。
我が家のサガリバナは今のところ1本立ちなのです。
このまま枝分かれをしてくれないとひたすら上に棒状に伸びていくことになってかっこ悪いです。
というわけで、サガリバナの生態に詳しいNPO法人おきなわ環境クラブに剪定をしたほうがいいのか問い合わせをしたところ。
「切ったら枝分かれするけどそのうち自然に枝分かれすると思うので放っておいていい」とのこと。
というわけで、あと1,2年は様子を見ようと思います。
今回はここまでです。次回に続きます。
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