水耕でのそば栽培連載3回目。前回、ソバの花が咲き始めた水耕栽培農園のその後を綴ります。
生育条件メモ
- 室温20~25℃
- 湿度50~70%
- 養液:ハイポニカ 500倍希釈
26日後(2018/11/13)開花
ひとつ花が咲いたのを皮切りに、次々に白く可憐な花が咲き始めました。
背丈がずいぶん伸びてきたので2段目の支えを入れています。
右側が韃靼そばなのですが随分背丈が違います。
こちら、ほぼ同じ日から水のみで育て始めたソバなのですがまったく生育具合が違います。肥料の力おそるべし。
そういえばソバの花にはめしべの長い長柱花と短い短柱花があり、長柱花どうし、短柱花どうしでは受粉しません。
こちらが長柱花。
こちらが短柱花です。
受粉させるべく、筆でこすったり手で花を指でこねこねしたりうちわであおいだりしていますがうまくいくでしょうか。
花は咲いてきたらそろそろ上への成長は収まるのかな~なんて思っていたら依然背丈がぐんぐん伸びています。棚の上で栽培しているので天井までの距離が短くこのまま伸び続けると天井に到達してしまいます。
そしてライトも置く場所がなくなりうまく照らせなくなりそうです。
46日後(2018/12/3)結実
ソバの花は依然沢山咲いています。
一つの花の花期が意外と長いのと、時間差で次々咲くため3週間以上、花が咲き続けています。
一緒に育てている韃靼ソバのほうも花が咲いてきました。
韃靼ソバと普通のソバは交雑させないほうが良いと書いてありましたがこれで交雑する可能性が。花期が思ったより長かったですね。
そして、背丈は伸び続けついに天井に到達…現在1m強くらいでしょうか。
まあね、そういえば背丈は60~120センチとか書いてあったなーとか今さら思いますけどね。
ちょっと浅はかすぎましたね。なんでいつもこんなモリモリにしてしまうのだろう。
ライトも上に上げられるだけ上げて照射しています。下の方の葉っぱは完全に日陰になり全体的に日照不足なのか徒長している様子です。
と、ここでそばの実ができているのを発見しました。
色は白いですが確かにソバの形をしています。
花に比べて結実の個数が少ないのですが、これは受粉をうまく行えていないのと光が弱いからではないかと思います。
今のところライトを変更したり増やす予定はないのですが…うーんクリスマスだし(?)思い切って良いのを買っちゃおうかしら。
ということで今回はここまでです。
とりあえずソバの人工光環境下での結実に成功しました。次回へ続きます。
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