以前、100均で2本買ってきたウンベラータ、それぞれベラボンと土に植えて屋外にて生育させていたのですが、有意な差が出てきたのでレポートします。
ちなみにベラボンとはヤシの実を砕いたもので、土と同じように使えるものです。
ベラボン・プレミアム5リットル入り
2つリンク張りましたが、一つ目のあくぬきベラボンは粒のサイズが揃っており、二つ目のベラボンプレミアムは大から小まで粒が混ざっていると販売店の方に教えていただきました。
プレミアムのほうは草花の寄せ植え的なもの、いわゆる「ギャザリング」によく使われているようです。
基本的にどっちを使ってもいいと思いますが、すごく小さい植物(鉢が5センチとか)にあくぬきベラボンのMサイズ以上は使わないほうがいいような印象です。根に対して粒が大きすぎて根が張れないような気がしてます。
2か月たってどうなったか
葉っぱの比較
3月下旬にこんな感じだったウンベラータ達。左がベラボン植え、右が土植えです。
2か月経って、こんな感じになりました。
随分大きくなりました。それでは、ベラボン植えと土植えの比較をしてみます。
まず、ベラボン植えのほうが大きな葉っぱが出ています。
葉の総数は土植えのほうが多いでしょうか。
また、ベラボン植えの茎の太さが土植えに近づいてきているように思います。
上から見た図。
やはりベラボン植えの葉っぱの大きさが目立ち、良く成長したように見えます。
根っこの比較
今回一番変化が出たのが根っこでした。
3月下旬の根っこはこんな感じ。1枚目がベラボン植え、2枚目は土植えです。
それがどうなったかというと…
まずはベラボン植えの鉢底です。
スリット鉢のスリットから白い根っこがはみ出しています。
鉢から抜いてみると根鉢になるくらいに白く太い根っこがびっしり張っていました。
根がしっかり張っていて、ベラボンが崩れません。
一方、土植えの鉢底。
根っこらしきものは見えません。
鉢から抜いてみると根っこは多少増えているようですがベラボン植えには遠く及びません。
根が張っていないので土が崩れてしまいました。
まとめ
2か月足らずでこんなにも差が出たのには正直びっくりしています。
この2本のウンベラータはベラボン植えのほうが茎の先端の挿し木でで土植えのほうが茎の挿し木であったりと元々の条件も異なるので一概には言えませんが、今回の結果を見る限りではウンベラータの生育にはベラボン良さそうだな、と思いました。
(1000本くらい同じ条件で比べたら断言できそうですがそんな場所がないので、良さそうに留めてます)
まだ幼木での比較ですし、春を終えたばかりなのでこれからどうなるか分かりませんが、引き続き観察していきたいと思います。
あ、そうそう。ベラボン植えのほうは狭そうだったので4号鉢に植え替えです。
土植えのほうはそのまま鉢に戻してます。
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