ハオルチアの交配

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多肉植物

花の季節

1月も半ばを過ぎ、我が家のハオルチア達が続々と花を咲かせ始めています。

というわけで、咲いている花を交配してみたいと思います。

今回は花に細長いものを突っ込んで受粉させる方式を取ります。

 

現在受粉できそうなくらいに咲いている品種と花はこちらです。

(左)おそらく 宝草錦

(右)シンビフォルミス グラキリデリアネータ

宝草錦は斑が、グラキリデリアネータはきれいな緑色とやわらかい肌が特徴的ですね。

両方とも、先端に少し窓があります。

 

両方ともシンビフォルミス系ですので、素直に中間くらいの性質の子が生まれてくるのでしょうか。

では、交配に入ります。

①手ごろな棒を用意します。

今回はそのへんに飾ってあったコウモリランがくっつけてあるヤシマットの繊維を利用します。

適度に柔軟性がある棒なら何でも良いです。

網戸の繊維でやる人もいますし髪の毛でやる人もいます。

 

②花から花粉を採取します。

しっかり開いている花に①で用意した棒を差し入れ、くるくると回し花粉を採取します。

開きかけの花はまだ花粉が出ていないので採取できません。

花から棒を抜いてみて、なんとなく粉っぽいものがついていたら採取成功です。

斑を受け継がせるにはめしべ側を斑のある品種にすると良いそうです。

 

③花に棒を突っ込んでめしべに花粉を付けます。

②で採取した棒を受粉させる花の中に入れ、同じくくるくるします。

奥のほうにめしべがあるのでそこに花粉を付けるイメージです。

開花して2~3日経った花でないと受粉しませんので注意。

特に、下から2番目の花が適するようです。

 

④必要ならばメモを貼りましょう。

沢山の品種を掛け合わせた場合などはどの品種同士を掛け合わせたかわからなくなってしまうので、メモを貼っておきましょう。

⑤種ができます。

受粉が上手くいっていると、花の根元が膨らんできて種のさやができます。

さやが緑色から茶色に変わったら、種をさやごと取ります。

種ができるまでの間、花びらが枯れてきたらカビるかもしれないのでむしります。

こんな感じです。

以上、交配の流れでした。

うまくいっているかは神のみぞ知るといった感じです。楽しみに待ちましょう。

 

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