リュウガンがスーパーに…
リュウガンってご存知でしょうか。
ムクロジ科ムクロジ属に属する熱帯地方の植物で、日本だと植物園くらいでしかお目にかかれない気がします。
こちらは以前沖縄に行った際、熱帯ドリームセンターで撮影したリュウガンの果実です。
垂れ下がった茎の先に2センチほどの実が鈴なりについています。
そんなリュウガンが、なんとスーパーに売っておりました。20個位入って400円くらいだったかな…
果実の表面は土色をした薄くて硬い皮に覆われています。マットな質感です。
皮を剥くとライチのようなプリプリの白い実が現れ、黒い種が入っています。白い果実の中に黒い種が収まっている様子が龍の眼のように見えることからリュウガンという名前がついたとか。
味はライチに似ていますが、ライチよりもねっとりとした癖のある甘みと香りがあります。
また、ライチほど汁気もありません。個人的にはライチのほうが好きです。
この手のフルーツは大抵冷凍されてきているので播種しても発芽率はかなり低いと思いますが、せっかくなので種まきをしてみようと思います。
今まで本ブログでも冷凍されてきたと思しき輸入フルーツの発芽を試みてきましたが、失敗することが多かったです。
成長記録
2023/4/29 植え付けてみる
こちらが種です。種はまんまるでつやつやしています。
一つ割ってみました。皮は薄く、中は白い色をしています。
この時点では種が生きているのか死んでいるのかよくわかりません。生きてるといいな。
一晩メネデールに付けて発芽を促進します。
水を吸って中身が膨らんだのか、果肉とくっついていた白い部分が割れてきました。
小粒の鹿沼土に埋め、水をやりながらベランダにて発芽を待ちます。
2023/5/12 腐ったようです
植え付けて水をやってしばらくして、ポットに小さな虫がたかっているのに気が付きました。
ああ…これは…腐りましたね。
掘り起こしてみるとなにやらネトネトした物体が現れました。
今回の敗因はやはり種子が冷凍されていたことでしょうか。万が一、冷凍されていなかったとしたら発芽するのには少々気温が低かった可能性もあります。
今回は残念でした。また面白そうな種を見つけたら発芽させてみます。
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