今年の春、沢山の花が咲いたオリーブの樹。
今まで数年オリーブを育ててきましたが、今年初めて食べる気になるくらいの数の実を収穫することができました。
5月中旬 開花
5月中旬、オリーブが花盛りです。
我が家には「フラントイオ」の高さ170㎝ほどの木と「シプレッシーノ」の40㎝ほどの木がありますが、シプレッシーノが驚くほど沢山の花を咲かせてくれました。
開花後、お互いの木の花粉を人工授粉させてみました。
5月末 結実
人工授粉が功を奏したのか、シプレッシーノの花が咲いていた部分に沢山の小さな実が付き始めました。
ものすごい数ついています。まだ小さな木なのにすごいです。
一方大きな木のフラントイオは一切実がつかず…
木の大きさも枝の数も圧倒的に勝っているのにです。
実の付きやすさは品種に依存するような気がしてまいりました。そういえば昨年もやっと10個実ったくらいだったなぁ…
10月 実の収穫
10月頃になると、シプレッシーノの実が熟してきたのかいくつかぽろぽろと取れ始めました。
早めに着いたと思われる実は少し柔らかくなってきています。
実の色も紫がかってきました。
途中で落ちてしまった実も沢山あったので思ったほどの数は収穫できませんでしたが、高さ40センチほどの小さな木に実ったとしては十分な数なのではないでしょうか。
せっかく収穫できたので、これを食べられるようにしていきたいと思います。
オリーブの塩漬けを作ってみる
オリーブを食べられるようにするには実の渋を抜かなければならないようです。
渋抜きの方法はいくつかあるのですが、今回は一番簡単そうな水での渋抜きの後に塩漬けするという手法を取ってみようと思います。
こちらを参考にさせていただきました。
渋を抜けやすくするために、実に穴を空けます。ナイフの先でやっていますが竹串でも何でもいいです。
オリーブをタッパーに入れ、水で満たします。
水は毎日交換し、1週間くらい置きます。
その後、水分を拭き取り規定量の塩をまぶします。
1週間とちょっと置いた後の様子。
オリーブから水分が出てきました。これで塩漬け完了(のはず)です。
これを丸一日くらい真水に漬けて、塩抜きして食べてみました。
食感はやわらかめ、塩は強め、ちょっと渋みを感じる大人の味に仕上がりました。
意外と食べられます。お酒のつまみにちょうどいいです。
今年は塩をまぶす方法で作ったのでシワシワになってしまいましたが、いつかお店で売っている瓶付けオリーブのように仕上げる方法も試してみようと思います。
今回はここまでです。次回に続きます。
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