コバテイシ(モモタマナ)の種を拾ってきた
沖縄の識名園駐車場で拾ってきたコバテイシの種(写真中央下)。
コバテイシは、大きなつやつやした柏の葉に似た葉っぱを広げる木で、沖縄では公園なんかによく植えられて日陰を作ってくれています。
海洋博公園にも並木が作られていました。
秋には落葉し、枯葉が熱帯魚の水槽の水質安定剤に使われたりします。別名マジックリーフ。
夏には枝の先のほうに両端がすぼんた目のような形の実がなり、それをオオコウモリが齧り残った種が地面に沢山落ちます。
種の中には仁と呼ばれる部分があります。
英語名がsea almondとかtropical almondというだけあって、食べるとナッツのような味がしておいしいんだとか。
寒さには弱いようなので本州では観葉植物扱いになるようですね。
育て方
育て方を簡単に。基本的に丈夫な木なので水切れと温度だけ気を付ければ育てやすいと思います。
日当たり | 日当たりを好むが耐陰性もあり。真夏の直射日光は葉焼けの可能性があるので焼けるようだったら日陰へ。 |
用土 | 水はけのよいもの(赤玉7:腐葉土3とか) |
水やり | 真夏は朝晩。春秋は表土が乾いたら。 |
温度 | 10℃くらいまでは耐える15℃以上を推奨。 |
肥料 | 4~9月の暖かい時期に置き肥 |
害虫 | 特になし |
増やし方 | 種まき。20℃以上を保てれば年中発芽可能。 |
5~7月頃に花が咲き、結実。
気温が下がってくると紅葉し、落葉します。
コバテイシ(モモタマナ)の成長記録
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