土に埋めておいた生ライチの種の成長記録です。
1回目の発芽は失敗に終わり、2回目で成功しました。
発芽させるために気を付けたいこと等まとめていますので参考に。
発芽しない…
前回の記事で土に埋め、ベランダで水をやっていたライチ 妃子笑の種。
ひと月経っても一向に芽が出てきません。
あまりに発芽しないので、一つ試しに割ってみることにしました。
すると…なんと中身が空でした。
なんということでしょう、もともと種の中身が詰まっていなかったのか、土に埋めていた間になくなってしまったのか。
これでは発芽は見込めそうにありません。
他の種も空だったので、残念ですがこちらの種は破棄することにしました。
新たな種を蒔いてみた
妃子笑の発芽に失敗したのち、再びスーパーを物色していると大粒の大変美しい生ライチを見つけました。
それがこちら。なんと4個で780円というなかなか高価なライチさまです(笑)
そして、国産とありました。
少し調べてみると、日本でも鹿児島など暖かい地域では古くからライチが育てられていたようです。
見た目的に、こちらのブログにある佐多ライチでしょうか。
食味はすっきりとした甘さをしており、果汁も多くて美味しい。
ただ、甘みや香り等は妃子笑には劣ると感じました。
実が大きいだけあって種もとても大きく、中身もみっちり詰まっています。
前回発芽に挑戦した妃子笑の種はひしゃげた形をしています。えらい違いです。
今回はこちらの種を発芽させてみようと思います。
今回は早く発芽させたかったので種の外側の皮を剥き、濡れたティッシュに挟んでおくという発芽方法を取りました。
種は、皮の中に水が染み込むことで水が近くにあることを感じ、発芽します。
ですので、早く発芽させるためには少々皮を剥いて直接中身に水を届けてあげることは、ひとつの有効な手段となります。しかし、同時に種のカビや腐敗も招くので、環境を清潔に保ち、カビにくい植物を選んで行うと良いと思います。
レモンを発芽させるときなんかも皮を剥いだほうが発芽は早いです。
ただ、気をつけて剥かないと種の中身がバラバラになって発芽どころではなくなってしまうので気をつけましょう。
発芽 3週間後までの成長
発芽処理から3日後
水を含ませたティッシュに包み、3日ほど経過したら芽に動きがみられました。
種の根と芽が出る部分が出っぱってきて、根っこのようなものが伸びてきています。
こちらのブログだと、種まきから10日ほどで芽が出てきているので多少発芽は早まったかなという感じです。
このまま数日育て、その後土に植えました。
3週間後
土に植えてしばらく、室内の弱光下で管理したところこんな感じになりました。
随分沢山の葉が出ました。はじめは茶色みを帯びていたのですが、緑色に変化してきました。
早く成長させたいので様子を見つつ外で管理することも検討しようと思います。
まとめ
2回目のチャレンジにしてやっと発芽を成功させることができました。
今回得た、種を蒔くときに気をつけたいことは以下です。
ライチを蒔くときは種の中身が詰まっているか気をつける
中身が空だともちろん発芽しません。
ただ、中身が詰まっていても発芽しないときもあるのであしからず。
種の皮をむいて蒔いたほうが多少早く発芽する
種の中身がバラバラに分解しないように気をつけて剥きましょう。
今回はここまでです。
収穫までは10年近くかかるそうですが、何とかして短縮できないかなと思う今日この頃です。
促成栽培的なものをいよいよ試してみる日が近い気がします。
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