コウモリラン 屋外で育てるか屋内で育てるか

スポンサーリンク
植物ウンチク

しばらく雨が続きますね。

室内の湿度が高いので我が家の室内植物たちは潤っておりますがいかんせん洗濯ができず管理人は困っています。

台風が接近しているので屋外の植物をいくつか室内に取り込みました。その中に夏中屋外で日に当てて育てていたコウモリランがあったので、今日はそれを記事にします。

コウモリランをどこで育てるか

コウモリランの育て方を調べていると、屋内で壁で育てている方やベランダに出している方どっちもいらっしゃいます。

屋外に置くと葉焼けしそうと思う一方、意外と日光が好きらしいのでよく育つのでは?とも思っていました。原生地も明るい森の中らしいですし。

でもどうせなら大きく立派に育てたい!

実験してみよう

そこで、昨年12月にほぼ同じ大きさのビフルカツムを2つ買ってきてましてそれぞれ5月から屋内と屋外で分けて育ててみました。

これは昨年12月。だいたい同じ大きさです。

竹のまな板を切って固定。斜めに切れているのはご愛敬。

5月、片方を板につけ、屋内の壁に。もう片方は鉢に植え、屋外へ。(写真撮り忘れた)

屋内のものは窓際の壁に設置。定期的に水にドブ漬けし、こまめに霧吹きを。屋外のものは真夏は直射日光を避けた明るい場所、秋口からはよく日の当たる場所に置き、じゃぶじゃぶ水をやりました。

実験と銘打つにはそれぞれの生育条件を鉢植えまたは板付けに合わせないといけないような気もしますがそこは気にしないでください(-_-;)

秋を迎えてどうなったか

そして、10月22日、比較してみます。まずは、ふたつ並べた写真。

左が屋内 右が屋外

写真が暗くてすみません。

左の屋内のものに比べ、屋外のものはたくましく育っている印象があります。葉焼けを心配したのですが、出した直後は若干の葉焼けを起こしましたがその後は葉焼けしないような葉を次々展開しはじめ、結果として問題なく育ちました。

まずは葉の大きさについて。屋内のものは最近やっと1枚大きい大人のような葉が一番左に出てきましたが、屋外のものはほぼすべて大きい葉になっています。

葉の厚みも違います。屋外のほうが1.3倍くらい厚くてしっかりした感じです。

次に葉の表面ですが、屋内のものは白いトリコームが全体についているのです屋外は雨に当たって流されたのか大分少ないです。

 

最後に貯水葉です。

屋内のものはゆるやかなひだのあるものが秋口から展開してきたのですが、屋外のほうは出した直後から展開を始めたので枚数が多く、屋内のものより若干ひだがきつい感じがします。

 

 

という感じで、比較してみました。

結論はといいますと…屋外のほうが成長早く強そうに育つ

もしかしたら鉢で育てたのが大きかったりするかもしれませんが…結構な差が出ました。あまり大きくしたくないというニーズもあると思うので、そのへんに合わせて育て場所など変えてみてくださいね。

屋外君の新たな貯水葉

 

にほんブログ村 花・園芸ブログへ
応援クリックお願いします

コメント

タイトルとURLをコピーしました