100均にセロームがいました(2018年10月)
100均シリーズの新入り。今回お迎えしたのはこの子。セローム!
とにかく生育旺盛で巨大化、幹立ちして気根を伸ばしまくり、幹の葉の痕が目玉みたいでかっこいい!という特徴を持っています。
お迎えした子はまだまだ小さく、幹立ちはしておりません。
セロームの育て方
それではセロームの育て方です。
基本的性質
原産地は南アメリカで、気根を伸ばしながら他の樹木などに絡みつきながら生育しています。
寒さに弱いので室内で鉢で管理するのが無難です。
日当たり | 耐陰性があるが日当たりを好む。真夏の直射日光は避ける |
用土 | 水はけのよいもの。ハイドロも可。 |
水やり | 真夏は朝晩。春秋は表土が乾いたら。冬は土が乾いてから2日後。 |
温度 | 最低5℃以上を保つ。 |
肥料 | 暖かい時期に置き肥 |
病害虫 | ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ、軟腐病 |
増やし方 | 挿し木、株分け(切り口を乾かしてから植える) |
室内での管理のコツ
葉水をする
原生地は湿度が高い環境なので特に冬の乾燥した空気が苦手です。
日に1回は霧吹きで葉水をしてやりましょう。
また、葉にホコリが積もると光合成が阻害されたり病気の原因になりますので葉水ついでに葉を拭いてやると良いです。
なるべく日光に当てる
耐陰性はありますがあまりに光が当たらないと軟弱に育ってしまいますので日中は外に出すなどなるべく日光に当てるようにしましょう。
植物栽培用LEDで補光してあげるのも効果的です。
開花
6月に花が咲くようですが日本の環境ではなかなか開花は難しいようです。
原生地の南アメリカのジャングルの環境(高湿度、高温、長日照)に近づけられれば咲くかもしれません。
ちなみに管理人は花を見たことがありません。
樹液について
セロームはサトイモ科のため、樹液にシュウ酸カルシウムが含まれています。
過度に恐れる必要はありませんが皮膚につくとかぶれる恐れがあります。
ペットがかじらないように気を付けたほうが良いでしょう。
1か月後 ハイドロ植えに
お迎えしてから一月後、室内の日当たりが悪く葉がだんだんと黄色くなってきてしまいました。置き場所変更しないといけません。
これからどうしようかなあと思案したところ…そういえばセロームはハイドロ植えもできたなと思いつきましたのでハイドロ植えにしていこうと思います。
鉢から抜いて土を落とします。
結構根が張っていますね。
今回利用するのは毎度のごとくダイソーのハイドロボールです。
根元にコケを張りたかったのでコケの培地としてケト土と赤玉土を混ぜたものも用意します。
植え付け完了。根元にコケをあしらってみました。
ここからは、日の当たる窓際に置いて管理し、LED電球による補光も行いました。
8か月後(2019年5月末)
購入から8か月経ちました。
寒いうちは葉が枯れ落ちたりと生きてるか不安だったものの暖かくなった4月頃から新しい葉が続々と芽吹いてきました。
ちなみに張っていたコケは腐ったので捨てました。
さらに新しい葉が!中央からくるくる巻いた状態で出てきます。
ハダニにやられてしまい葉に点々が…
ハイドロボールの中で根っこを元気に伸ばしています。
ちなみに水には肥料をほんの少しだけ入れています。
ハイドロボール栽培の宿命、コケが付きまくりで汚くなってきました。
こんな感じで今のところ健やかに育ってくれています。
これから成長期なのでどこまで大きくなるのか楽しみですね。
将来こんな感じにかっこよく育ってくれることを夢見てお世話していこうと思います。
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