種からランブータン成長記録|その1 種まきと発芽 そして枯死

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成長記録

ランブータンを買ってきた

夏ですね。南国フルーツの季節です。そして種まきの季節です。

本ブログではフルーツを買ってきては種まきして発芽させたり失敗してみたりしていますが今回のターゲットは「ランブータン」です。

まずは見た目はこんな感じ。だいたい3~4センチほどの大きさで、果皮が黄緑から赤色、果皮に毛のようなものがボーボーに生えています。

 

wikipediaによると、マレー語で「ランブー」とは「毛」を表すらしく、ランブータンは「毛のもの」を意味するとか。うーむ、直球すぎますね。

 

果皮に包丁で一回り切れ目を入れるとぱかっと外れ、中から真っ白な実が出てきます。

味はライチに似ますが、ライチより酸味があり、果汁は少なめです。そこまで甘くなかったのですが、現地で旬のものを食べると中が果汁でいっぱいでとても甘いという話も聞くので輸入物は未熟なのかもしれません。

果実の食感は結構弾力があり、何に似ているかというとイカとかこんにゃくゼリーでしょうか。

 

栽培地域は東南アジアが主らしいのですが、今回買ってきたものはメキシコ産。遠く海を渡って日本に輸入されてきたようです。

今までの経験上冷凍された果実の種は発芽しないので、このランブータンが冷凍されていない生の状態だったら発芽の可能性があります。

農産物の輸入についてのデータベースを見つけたので調べてみたところ、とりあえず生のランブータンは国内に持ち込んでいいっぽいです。

植物防疫所 輸入条件に関するデータベース

 

そして通販でメキシコ産生ランブータンを売っていたりするのでもしかしたら可能性はあります。

豊洲市場 生フレッシュランブータン

 

生の果実でありますようにと願いながら今回も発芽させていこうと思います。

成長記録

種まき(2021/6/29)

ランブータンの実を食べると中から種が出てきます。アーモンドよりも一回り小さく、皮に包まれています。

 

カビ防止と発芽の様子を観察しやすくするために皮をこそぎ落します。

 

皿に入れ、濡れティッシュを敷いてラップをかけておきます。

気温が高くカビやすいのでティッシュは毎日交換します。

 

種は切れ目が入っています。切れ目の根元側のあたりから根やら芽やらが出てくると思われます。

 

発芽してきちゃった(2021/7/4)

毎日ティッシュを交換しながらお世話すること5日。なんと発芽してきちゃいました。

買ってきたランブータンはまさかの生だったようです。

種の割れ目の元部分、外側に向かって根のようなものが伸びています。

 

割れ目の内側からは芽になりそうなものが出てきました。

もう少し根が伸びてきたら植え付けを行っていこうと思います。

カビとの闘い(2021/8/3)

その後、根も伸びてきたのでベラボンに植え付けをしました。

植え付け前から悩まされたのがカビの被害。

管理人はいくつか南国フルーツの種まきを同じ要領でしていますが、ランブータンの種はカビやすい部類に入ると思います。

ちょこちょこ拭き取ってはいたのですが、種がカビに覆われてしまいます。そして、芽の部分の成長が日々悪くなっていきます…

 

根はいい感じに伸びているんですが。

 

豆腐パックに植え付けたもう一つの種は何とか葉が出てきています。

 

一部の種が死亡(2021/8/19)

プラカップに植え付けていた種が残念ながらカビにやられてお亡くなりに。

 

豆腐パックの種は何とか生き残っていますが葉が縮れており少々生育が不安。

そして種の部分にやはりカビが見受けられます。

果たして無事に育ってくれるのか。

 

枯死(2021/8)

上の状態から程なくして新芽が枯れてしまいました。

原因はもちろんカビです。

播種時に殺菌剤で処理をする等もう少し工夫が必要でした。

また、植え付けの土が荒く根が張りにく買ったようにも見えるので、次回やるときは小粒の土に植え付けるのが良さそうです。

また次回、ランブータンを見つけた際には気をつけてみます。

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