万田アミノアルファを買ってみた
先日、お庭系の展示会に行った際に、こんなものを買ってみました。
万田アミノアルファです。
かの有名な万田酵素の植物バージョンだそうです。
100mlで1700円くらいするなかなかお高い活力剤(肥料入り)です。
これを与えると植物がとても生き生きと育ち、花がたくさん咲くんだとか。
しかし、管理人、この「活力剤」系のものの効果について正直よくわかっておりません。
HB101とかのサンプルももらって鉢に撒いてみるものの、管理人の観察力が足りていないため効いてるんだか効いてないんだかよくわからないのです。
というわけで今回は、この万田アミノアルファの効果を確かめるべく実験を行ってみようと思います。
万田アミノアルファとは
まずは、万田アミノアルファについて。
公式サイトの説明によるとこういうもののようです。
「植物用万田酵素」に有機質を主体とした液肥を配合し、作物の健やかな成長を促進。
また、「万田アミノアルファプラス」は「万田アミノアルファ」に光合成促進を目的とした「マグネシウム」を配合したもの。数十種類の果実類・穀類・海藻類などを独自の技術で発酵・熟成した植物のごちそうで、野菜も花も元気に。
酵素の力で植物が健やかに育つとあります。
水で薄めて水やり時に与えてもよいし、葉にスプレーしても植物が良く育つようです。
肥料成分も、N-P-K 5-5-5で薄めですが入っています。
展示会にいたお兄さんによると草花を育てるには肥料も併用するのが望ましいとか。
植物全般に使え、多肉植物にも効果があると言っていました。
酵素の力が植物にどう効いてくるのかよく分かりませんが、栄養素には窒素カリリン酸や微量元素以外にもなんかいろいろあるんでしょうきっと。
成分について考察
万田アミノアルファの保証成分量として窒素カリリン酸のほか、尿素、副産動物質肥料、副産動物性原料、植物発酵生産物とあります。
尿素はチッソ源として利用されるようなので植物の成長に役立ちそうです。
尿素は畑地、水田において元肥あるいは追肥として用いられることは珍しいことではありません。指摘されるように、追肥とした場合中性物質ですから溶脱の恐れは多分にあります。しかし土壌に与えられた尿素は2,3日後には分解されて炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウムとなりアンモニウムイオンは土壌粒子に吸着され安定化した窒素源となります。
その他の副産動物質肥料等は何だろう…有機物が分解されてアミノ酸の形になったものかなあと推測しています。
となると、アミノ酸も窒素源として利用可能なようです。
このように、肥料に含まれるアミノ酸が吸収された場合、アミノ酸は窒素源としての役割を果たすことはできます。
ともかく含まれている成分が植物の光合成に利用される窒素源となるという理解でいます。
肥料に直接窒素分を入れることとの違いは分かりません。
誰か教えてください。
ごちゃごちゃと考察してみましたが謎が深まるばかりなので、実験を始めていきたいと思います。
実験の整理
では、今回行っていく実験を整理していきます。
確かめたいこと
万田アミノアルファはハオルチアの生育を促進するか。
実験方法
調査対象
今回対象とするのはこちら。ハオルチア「氷砂糖」。
元からいる子が子株を吹きまくったため8鉢くらいあります。
こちらを4鉢ずつ、万田アミノアルファを与えるものと与えないもので分けて育ててみようと思います。
生育環境
室内の棚にて植物用のLED(エコピカLUMI)を鉢の底から30cm程度の位置から1日9時間照射しています。
棚の横部分にはPC用のファンを設置し、風通しを良くしています。
室温
調査期間
実験開始
5/12
左の列は水を、右の列を万田酵素を与えていきます。
変化が分かりやすいように同じくらいの大きさの鉢を横に並べています。
上の4鉢。
下の4鉢拡大。
さてさて、どうなることやら。
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