カカオ育成記録|その1 お迎えと植え替え

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成長記録

カカオをお迎えしました

様々な植物を節操なく育てている管理人、この度カカオの木をお迎えいたしました。

この写真はお迎えしてから2か月くらい、気温も下がってきているので落葉してきています。

草丈はまだ小さく25センチくらいです。

 

品種はトリニタリオ種

苗のタグには左がレッドカカオ、右がイエローカカオとあります。トリニタリオ種の中でも果皮の色が様々異なる種類があるようです。

レッドカカオは赤い実が、イエローカカオは黄色い実(カカオポッドといいます)がつくようです。

 

葉は毛などは生えておらず薄いです。際立った特徴などはありません。

幹の先端からは新しい葉が出ていますが…冬でも無事成長してくれるのでしょうか。

 

カカオとは

カカオはみなさんご存知の通りチョコレートの材料となる実をつける植物です。

中央アメリカから南アメリカの熱帯地域が原産地。現在は南米、アジア、アフリカ等世界各地で栽培されています。

幹から直接実を付けるというちょっと変わった生態を持っています。

各地の植物園にもちょこちょこ植わっていたりしますね。下の写真は沖縄の熱帯ドリームセンターです。

 

品種は代表的なものが3種類ほどあります。

  • フォラステロ種⇒代表的な種。生産量の80~90%を占める。耐病性があり育てやすい。
    クリオロ種⇒病害虫に弱く生産量が少なく希少だが香りよし。ベネズエラでの生産量が多いとか。
    トリニタリオ種⇒上の2品種のハイブリッド。栽培容易、品質よし。

なんとなくベネズエラのチョコがもてはやされている風潮があるなと思っていましたが、希少なクリオロ種の産地だからというのもあるかもしれません。まあ、ありがたがってベネズエラのチョコを食べてもクリオロ種とは限らないわけですが

今回我が家に来たのはトリニタリオ種。栽培容易とのことですので何とか実がつくまで無事に育て上げたいものです。

育て方ガイドによると、今の状態から実がつくまでに4年ほどかかるとのこと。気長に行くとしましょう。

 

チョコレートになるまで

どうせなのでカカオポッドからチョコレートができるまでを簡単に紹介します。

カカオの木に無事実がつきましたら殻を割りまして中から種を取りだし、発酵させます。

ちなみに種の周りの白い果肉はマンゴスチンぽい味がするとかしないとか。

参照:pixabay

 

種を発酵、乾燥させたものがカカオ豆です。

参照:pixabay

 

その後、カカオ豆を炒って皮をむき、粉砕したものがカカオニブです。

これを原料に砂糖やらを入れて味を調えたものが身の回りにあるチョコレートとなります。

チョコレートになるまでに結構な工程を踏んでいるんですね。

実がなったら挑戦してみたいものです。

 

植え替え(2020/11/18)

今回購入した苗はポット植えだったので、一回り大きな鉢に植え替えていこうと思います。

とはいっても冬目前なので根鉢は崩さずに一回り大きな鉢に植えるだけです。

この時期植え替えは控えるべきなのですが、ポットのまま置いておくと管理人は高確率で水切れさせるのでやむを得ずやっていきます。

ポットから抜いてみました。地上部の大きさに対して根の張りは少ない印象です。

 

根鉢は一切崩さずに一回り大きい4号鉢に植えました。

用土は水はけがある程度あれば問わないようなので、培養土に元肥を入れたごく普通のものを利用しています。

 

今後は室内の適度に日の当たる窓際で管理をしていきます。

木が小さいうちは温度は10℃以上が推奨。マンションでの室内管理なので10℃以下にはほぼならないので大丈夫でしょう。

ひとまず無事に冬を越すことを目指します。

 

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