多肉植物は植えっぱなしにしておくと目を疑うような面白い姿に成長することがあります。
我が家のベランダの黒法師も数年単位で放置していたら面白い成長をしたのでお披露目したいと思います。
黒法師の観察
黒法師は多肉植物、アエオニウム属で非常によく知られた品種です。
茎を上方向に伸ばし、先端に花のように広がる葉を付けます。
名前の通り特徴的な黒い色をしており、シックでアンティークな雰囲気を持ち合わせる面白い多肉植物です。
我が家には数年前、実家の母より送られてきました。
管理人は現在、カランコエ 仙人の舞等と寄せ植えにして育てています。放置ともいう。
背が高いので背景担当です。
表側は仙人の舞に隠れているのですが、裏側はこんなことになっています。
茎が10センチほど土から出て、そこからいくつにも枝分かれしています。
いったん枝は下に伸び、大きく曲がって上に伸びていったようです。
曲がった茎の部分を拡大してみます。
茎が曲がりつつ絡まりつつ伸びて、さらに気根まで出ています。
なんだかガジュマルの木を彷彿とさせます。
伸びた枝の先がある日ぽっきりいったのですが、そこから新たに4つの頭が出てきています。
うーんカオス。
鉢からせり出しすぎて鉢を動かすたびゆらゆら揺れます。黒法師は地上部の図体の割に根があまりしっかりしてないんですよね…
今年の台風に耐えられる気がしないので、そろそろ剪定でもした方がいいかもしれません。
黒法師に似た仲間たち
さて、我が家の黒法師はこんな感じなのですが、近所に面白い植物が生えていました。
黒法師っぽいんだけど、黒法師ではありません。
黒法師よりも葉の幅が広くずんぐりしており、茎が短く多頭です。
初めは黒法師の園芸品種的なやつかと思っていましたが…どうやらアエオニウム属には黒法師に似ているけどちょっと違う種類が存在するようです。
正確な品種はわかりませんが、「アエオニウム ベロア」あたりではないかと思います。
花壇に地植えされて綺麗に咲いているので、きっと耐寒性も対耐暑性もあるのだと思われます。庭に植えてみても良いアクセントになりそうですね。
ほかには我が家にいるグリーノビアも実はアエオニウム属に属していたりします。

茎が長くないので同じ属といわれると不思議な感じですが、葉の形は黒法師に似てますかね。
センペルビウムにも似ている気もしますが。センペルビウムは同じベンケイソウ科に属しているので似ているのもまあ納得といった感じです。
というわけで今回はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
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